『権力者の犯す罪!』
いつの時代においても権力者の犯す罪にまさりた罪は存在しない。
この世の最大の悪は常に権力者によってひきおこされているからである。
戦争は権力者のおこす最大の悪であり、罪である。
そこにおいては大量の殺戮とありとあらゆる犯罪を生じせしめるからである。
この罪の前には、いかなる犯罪も罪というのにあたいしなくなるからである。
権力者によって大量の殺戮がおこなわれる事実を歴史に見よ!
これにまさりた犯罪はこの世にあるだろうか!
これにまさりた悪業はこの世にあるだろうか!
無いのである。
すなわち
この人の世の最大の悪業、犯罪、
罪は権力者においてひきおこされると知る事なり。
この
人の世の最大の罪は権力者によってひきおこされ、
最大の悪業、犯罪も権力者によってひきおこされるのである。
その権力者の犯す罪においては、
その者の命において千度償いても償ぐえない程の罪を生む事もあるのである。
権力者達よ、
その罪にこそ覚めて決して自らを奈落に落とすような事はしない事である。
今のその命だけが全てでは無いのであるから。
人が人を殺すにまさりた罪は人の世には無いのです、権力者の立場において大量の民を
虐殺、殺戮する相は全生命の中においての最大の罪と言うのである。
その因果の報いはかならずその者の命の上において償う事になるのである。
今の命だけが全てと思ってそのような大悪を犯して平気でいるならば、その者こそ最も哀れで最も愚かなる者と言うのである。
その者は自らの命をして悪趣苦界を輪廻することに決まっているのであるから。
いつの世も、
最大の罪を犯すのは権力者達である。
いつの世も、
最大の悪業を犯すのは権力者達である。
例えば
その者達が、
権力ゆえにこの世でその罪の償いからのがれられたとしても、命の道においては決してのがれる事はできないのである。
その悪業は
その者の命においてかならず報いなくてはならないのであるから。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌