夫婦の心!2 | 太陽王法の会




『夫婦の心!2』



正しく知れば、

ゆえに幸せな一体の夫婦となれるのである。


それはそのまま、最高の夫婦への道と、人の人としての道を正しく歩めとの教えなのである。


友と友もそうである!


友を思い、

愛するなら、

大切なら、

欠点を見て、

そのまま知らんふりするのは友として正しくないのである。


それは

真の友ではなく、真の思いやりでもない!


互いに、

正しあい、

人間として完成する方が正しい思いやりである。


欠点を見て知らんふりしてやるのが思いやりと思うのは、過ちである。


だれも

正してやらねば、その本人は、

ずっとその欠点をもって気づかず、人の世を生きて知らないのである。


ゆえに、

正してやってこそ真の思いやりなのである。


欠点を指摘されたくらいでくずれる友なら、真の友とは言えないのである。


心は、

欠点を外に出して見せる事によってその者を正さんとするのである。


人が、

正してくれなくとも生きる上で、

必ず自分で気づけるよう教え続けてくれるのであり、それも、その者を正さんとする心の働きなのである。


ゆえに欠点を見せ教えられたら、

相手の心の中の

神性、

仏性、

すなわち、

神、

仏と、

自らの心の中の神と仏が互いに正して正しい友として生きよと教えていると見つめ知る事である。


さすれば、

友は真の友となり共に欠点を正しあい、人として成長しえるのである。


心とは、

相手を見てその悪いところを正し、自らを正す為にあり共に人格完成、成長なす為にあるのである。


共に人間形成を成して見よ!


夫婦なら、

夫婦一体の仏が、そこに生まれるのである。


友と友なら、

仏が二体誕生するのである。


人と人とは、

この世界を心で生き、人格完成なす為に生きるのである。


その為に悪が悪として見え、善が善としてわかる!


全ての心が、

あるのです。


憎しみの心も、

怒りの心も、

全て必要としてあるのです。


それを正しく知る智慧こそ人にとって一番大切なのです。


それが解らないから迷うのである。


全て、

悪を見て、

悪を知り、

正せと教えるのであり、

善を見て、

善を知り、

それに添って生きよと教えているのである。


平和、

調和、

安定、

幸福、

みなそうする事によって生まれるのである。


それが、

浄土への道、

天国への道、

天界、天上界への道なのである。


逆に歩みゆくから迷いへの道なのである。


心とは、

人を人として、

人間形成する為にあり、そこには偉大なる真理の道が秘められているのである。


心はそのまま、

心をして人に色々と教えてくれるのである。


それを迷わず正しく見よ!


禅も、

瞑想も、

そこに眼目があるのです。


心を心で聞け!


心を心で見よ!


不聞の聞、

不見の見である。


そして正しい心にそのまま素直な子供のように帰依して正直に生きなさいと言うのである。



太陽の法嗣


大日天光子


合掌