『大いなる者の心!』
如来、
仏陀とならんと
なす者は、
寂静、和やかなる仏顔だけでなく、明王、金剛の相を持たねばならない。
神とならんと
なす者は
和御魂だけでなく、
荒御魂を持たねばならない。
人の上に立つ者は、一人の鬼を持たねばならない。
この両輪を一つの命としてよく道に添うて道を成すからこそ大いなる者と成るのである。
闇の王となり、
光の王となる。
その闇も光も自らの命に一と知りて、その全てを制御して動かしゆく者こそこの天下世界、一切世界の王となる者である。
全てに道を見よ、その道の中に全てを一となして道となすゆえに、この宇宙の王と天は名付けるのである。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌