一言を説く! 36 | 太陽王法の会

No.1

「万物の親は自然」
万生の親は
自然であり
万物みな悉く自然を親として生まれるのである。

その親を粗末にしてなんの富とは浮かれるのであろいか!

物文化、
発展繁栄ともうしても自然があるゆえに生まれるのであり、その親たる自然を粗末にして人間は富だ豊かだと迷っている!

親を粗末にし滅せば全ての子達も滅びるのであり、
親を害せばその災いは子達の上に及んでくるのである。

人は、
その迷いこそに気づいて自然をもっと大切にしなければならないのである。  

限りない消費を富と迷いいてゴミの山を築いて自然を滅している悲れな生き物は人間である!

その物の一切は、
なにより生まれるのか!

自然を離れては、
なにも生まれないのである。

その本元たる自然を害し、滅し続けてなんの繁栄が生まれるなり!

その繁栄が永遠に続くが如く錯覚しているから人間は生命の中で一番愚かな存在となりゆくのである。

人よ、
全ての物はみな自然より生まれる事をよくと見て知る事である。

美しい命の源を害し滅し続けてゴミの山と変えてゆく相は、その命を食らう相と同じである!

その末に苦しみと至るは当然の果と知る事である。

自然を大切にし、
全人一丸となって生み増やしてゆく事こそが真実の幸せと富への道と知るべきである。

その事実を一人一人が静かに見つめ直す事である!

自然という親を粗末にしてただ消費に酔っぱらってゴミの山とかえて、そのゴミの山に苦労して嘆いている人間の姿は、この上ない愚かな姿と知る事である。

No.2

不思議な人々!

私は頭がそんなによくないから道理しか説かないのである。

頭の素晴らしく、
よい人達はやたらと難しい言葉や、
新しい言葉を使いならべて、真実と道理そして当たり前の事を忘れて説き、論じるのである。

真実と道理、
当たり前の事を忘れて、おろそかにして語る頭のよい人達とは全く不思議な人々である。

その当たり前の言葉の中に人にとって大きな真実がいっぱいつまっている事を、その人々は全く知らないのである。

だから不思議な人々と言うのである。

No.3

金はめぐらすもの!

水はめぐるもの!

それがつまり、
とどまり、濁りてゆくは苦しみである。

風はめぐるもの!

それが正しく働かなくては苦しみである。

下水とてつまればそこより腐るのであり、めぐるべきものを止めてしまう事は苦しみである。

つまらす事も、
汚し、濁らす事も苦しみである事は道理である。

されば金も是くの如しと言えるのである。

金も流れ、そして動く働きとなるに正しくなり、つまりつまらし、とどめゆくゆえに苦しみと生まれるのである。

その流れ、
めぐりを濁し、
汚しゆけば更なる苦しみとなり、
みな正しくめぐらしてゆくに道は正しくなるのである。

財を溢れさせて病みと苦しみゆく者達はその道理を知るべきである!

それが今生と来世の苦より脱けゆく大切な道と言うのである。

金は、ゆえによくめぐらして人と人の世の為に正しく使う事が大切なのである。


太陽の法嗣

大日天光子

合掌

金は大いにめぐらして生かしなさい!

それが、あなた達の幸せにつながるのですから!