一言を説く! 34 | 太陽王法の会

No.1

「友」  

友とは、一なる心とめぐらして合わせると形作りて教えるなり。

善の心は一なり!

悪は次ぐ心なりて、一になれぬ二の心これなり。

されば、
友は一の心、
善の心となすに真の友となるなり。

二の心、
悪の心なれば、
友は真実の友となれぬと知る事なり。

善友は友にして
悪友は友になれず、そは一の心と合わせるを友と申するに、悪の心は二の心にして決して一とはならぬと申すなり。

すなわち善の心こそを共にめぐらし合い、友となりなさい。

心を一と正しくめぐらし合わせる!

この一を正と読むに友なればまた、正道とめぐらし合いて一と生きよと教えるなり。  

No.2

「心」  

悲しむ事を悲しみ、苦しむ事を苦しみ、憎む事を憎み、
いやしむ事を
いやしみ、
蔑む事を蔑み、
羨む事を羨み、
されば
愛する事を愛し
喜ばす事を喜び、
楽します事を楽しみ生かす事を生かし生きなさい。

大切を大切にし
思いやりを思いやり慈しむ心を慈しみ、粗末にする心を
粗末にし
殺す心をこそ殺して真実の心を生きなさい。  

同じくする心を
同じくし
差別する心を差別し生きなさい。

されば
みな平らかにして和の世界が生まれるのであるから。  

粗末にする心を
粗末にし、
大切にする心を
大切にする!

されば
粗末にしなくなってあらゆる世界、命、物を大切にする豊かな心があふれるのである。

殺す心を殺し、
生かす心を生かして生きるならば、
世界と命は光輝くものとなるのであり、あらゆる苦しみもまた滅してゆくのである。  

人間が人間にかえる事をこそ幸せと言う!

人間が人間にかえる事をこそ平和と言う!

自分一人の幸せ、自分一人の平和では、真の幸せも平和も得られない。

自分も他人も一如になしてこそ全ては真実となりゆくのである。

当たり前の輝く光の心を同じくして、
闇の心、迷いの心を取り除いて互いに和して生きるならば、みな幸せに生きられるのである。

ゆえに
その当たり前の心こそを人は一番大切にしなくてはならない。

No.3

「自然という命」  

自然は万生の命の親であり、世界の大資本である。

自然あるゆえに全ての企業も成立し、
全ての生命も生活も成り立つのである。

その命の資本を滅し続ける事は、世界の貧困と病みへの道なのである。

自然を全ての人々が力を合わせて育て、満ち溢れさせる事こそが、世界共合社会の繁栄への道なのである。  

自然は命の資本であり、全ての資本である。

この大元の資本無くして全ては成立しないのである。

ゆえに自然を滅して世界を富まし豊かにしていると考えている事は、世界一の無知にして愚かな事なのである。

それは
富まし豊かにしているのでは無くして、世界を貧困と病み、苦しみ、自滅へとむかわしているのであるから。

自然こそが全ての資本である事に人々はみな目を覚ませと言うのである。


太陽の法嗣

大日天光子

合掌

「大いなる自然に感謝して、合掌!」