『老人を大切にせよ!』
一つの家にいて自ら達が老人達を粗末にするところを、その子供達が見つめているのであり、また多くの人々も見つめているのである。
更に示せば命の内と一つにある真理世界も全てを見て聞いているのである。
ゆえに粗末になしたその者達は、自らが老いてそれ以上の報いが来ると知る事である。
逆に自ら達が老人を大切にすれば、それを子等が見つめているのであり、多くの人々が見つめているのである。
更に申せば、命の内と一つにある真理世界の命も見て聞いているのである。
ゆえに老人を大切にしたその者達は自ら老いて善い報いによりてよりよい果を得るのである。
老人達は大切になして、その心を正しく伝えてゆく事である!
全ても、みな自ら老いる時を必ず迎えるのであるから。
老いたる者を苦しめ老いたる者をないがしろにして
邪魔者と罵り、
阻害なす者達は聞く事である。
その報いは自らの命の上に必ずかえるのである!
報いは
すぐに現れてくる報いと
後になって現れてくる報いと
更にずっと後になって現れてくる報いと死後に来る報いと言うように必ず自らの上に来るのである。
自ら達が老いたる時、その報いはそのまま自ら達の上に返ってくるのであるから老いたる人々を大切にせよと言うのである。
孝養父母、
未来老後太平なりとは、これの大切を示すのであり教えるのである。
その老いたる人は皆、自ら達をこの世に生みて育てた一に大切な人なのである。
老いた人を大切にする!
それが老いて苦しまぬ心の道でもある。
老人達の上に自らを見よ!
一人として
老いない人は存在しないのであるから、老人達を阻害し
邪魔者にし
忌み嫌い
粗末にして当たり前となったら
自ら達の未来は苦しみと知るべきである。
大切にして大切にする道を示し教える。
一番大切な人の営みなのである。
老いる自分を
よく知りよく考えて老人を大切にしなさい。
それが自ら老いたる時の幸せにつながるのですから。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌