『殺す心をこそ殺せ!』
殺す心をこそ殺せとは仏陀の示す言葉である!
この一言を
一言と読まず
広大と解釈して一切の中に見るをこそ道の心と言うのである。
知足の人ゆえに
またこの心を知る人にして、足りるを知る事によってまた、殺す心を殺すのである。
即ちこれを示して、「生かす心を生かせ」と私は示すのである。
生かす心を生かすは、殺す心を殺す事と言えるのである。
天地大自然
一切において
「生かす心をこそ生かせば」殺す心を殺す事と示すのである。
「自然を殺す心を殺せ、そは自然を守り育てて大切にし、生かす心をこそ生かせと言うなり。」
物を大切になして、物を生かして
生かす心をこそ生かすは、殺す心これを殺す事なり。
物を限りなく粗末にする事は殺す心なるに、その殺す心を殺して生かす心を生かせば、
自然も守られ
人も守られ
真の富と豊かさを得られるのである。
悪心悪行は命の上において、自他共にこれを殺す心のゆえにそれを殺し滅せと言うなり。
善心善行は命の上において自他共にこれを生かす心ゆえに、それを生かし生きよと言うなり。
自らを真実の命と、なすために生かす心をこそ生かし
殺す心を殺し生きよと言うのである。
一切に対して
殺す心をこそ殺し、生かす心をこそ生かし正しくなす事である。
生きると言う事は、生かし生きる事を言うのであり
生みて生きる事を言うのである。
ゆえに
生かす心をこそ全てにおいて生かし
殺す心をこそ殺し生きるを知る事です。
殺す心をこそ殺すとは、戦争や争いの心を殺しゆく事であり生かす心をこそ生かすとは、平和を生みゆく心をこそ第一と言うのである。
殺す心をこそ殺すとは対立を殺し、生かす心を生かすとは、調和を生めと示すのである。
一切の人々が
ただこの「生かす心を生かせ」ば全てはなるのであり
そこにおいて「殺す心を殺せ」という仏の心も道となす事ができるのである。
万物と大自然は生かす心を生かして存在している!
人間は身近にある全てを見る事です。
まわりにある物みなが生かす心を生かして働くのである。
人間はゆえにそれらに対して殺す心を殺し、生かす心を生かして生きる事を知る事である。
全ての
大切という心は、
そこにおいて大きく覚めゆけるのである。
自らの生命において生かす心を生かし、殺す心を殺すのは人生の修行である。
無智の自分を殺して光明と覚めた自分と生かして生きるは、殺す心を殺して生かす心を生かす真の生き方と言うのである。
無智にして暗き命ゆえに自他共の命を殺して生かすを知らず、迷苦の世界を広げるのである。
その根本の命を殺す心を殺して、自他共に生かす輝いた心をこそ生みて生きよと言うのである。
闇の心は
自他共の命を殺し、光の心は自他共の命を大きく生かす!
されば闇の
心をこそ殺して
光の心をこそ生かし生かす事である。
それが真の殺す心を殺して生かす心を生かす命の道と言うのである。
自らの心をしっかりと見つめなさい!
実の如く自らの心を知る!
如実知自心、
この心を大切にしなさい。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌