便利を得て能力、宝を失う! | 太陽王法の会

『便利を得て能力、宝を失う!』  


便利という価値を得て、人は能力という価値をどんどん失いゆくのである。

即ち
そこにおいて人間は人間の本当の価値を失ってゆくのである。

機械によって便利という価値を得る!

しかし
そこにおいてまた、人の宝である技という能力たる価値を失うのである。

人は
そこにおいて一つの大きな人間の価値を失ってゆくのである。

便利によりて
人の能力を低下し、失いゆく!

その便利を消失したら、人はなにをするのであろうか。

便利という価値は沢山の人間の持つ
能力、
技、
智慧という価値、
その一番大切な宝を奪ってゆくのである。

車によって
便利を得、
歩くという力、
人の持つ能力を低下させて
病み、
弱さという重荷をそこに生みゆく!

ただでさえ足腰の力を失いた人に
その荷物を支える事はできないのである。

ゆえに便利に、
ただあまえるだけでなく
人は人を生きて
自らの能力を正しく見て生かし生きる事である。

便利にまかせて色々の価値を得ても
人間の持つ能力という価値を失えば
人は人として本当の楽しみを生きる事はできず、
自分発見の歓びを見いだす事もできなくなる。

人を生きて
楽しむとは
自らの持つ能力を見つけ
伸ばし、
最上まで高めて生きるに優るものはないのである。

ゆえに
ただ便利に甘えて、人間の人間としての宝、
能力を失いゆく人々は人の命としての価値を失いゆく悲しく悲れなる人と言えるのである。

人は人の手によって便利を次から次へと得て、楽を手にして歓んでいる!

本来人の手で簡単に
できる事でも、楽というだけで便利を価値とする!

人は行う事、
自らの手でなす事で心をあらわし
心を鍛えゆく
愛、
思いやり、
沢山の大切な心、
便利にたよって失いゆくものの価値を忘れてゆく人間は、本当の宝を見失ってゆくのである。

人の持つ
能力、
命、
それこそ真実の人の宝なのであるのに。
自分の持つ能力を高めてゆく命の楽しみ、本当の自分の持つ能力に気づく楽しみ人は皆、
無限の能力を秘めている事に気づいてゆく楽しみ、
高めて向上してゆく自分を発見してゆく歓び便利によって失いゆく自分の持つ能力!

人よ、
よく考えてみる事です。

「人よ、輝いて生きなさい。あなた達は本来皆、無限の能力を持っているのですから。」

太陽と共に見つめ願っています。

オ一ン・アビラウンケン


太陽の法嗣

大日天光子

合掌

「人よ、輝いて生きなさい。あなた達は本来皆、無限の能力を持っているのですから。」 太陽と共に見つめ願っています。 オ一ン、アビラウンケン、合掌。