自分を愛するならば! | 太陽王法の会

『自分を愛するならば!』


真実と自分を愛する者は同じように他を愛する者である。

その身と口と意において悪業をなす者は、真に自分を愛していない者である。

真に自分を愛するならば、その身と口と意において善業をなす者である。

悪しき業をなす人々には安楽は得がたきものなれば、自分を愛する事にならざるなり。

ゆえに自分を愛する者は同じように他を愛する者と言うのである。  

自分を大切にする人は他を大切にするなり!

他を大切になさねば自己をそこにおいて傷つけるに、自分を大切にするとは言えない。

これと同じように、自分を思いやる者は、他を思いやる事を知っているのである。

他を思いやらざればそこにおいて自分を傷つけるに、自分を思いやるとは言えないのである。  

恨む者あれば
恨む事によって自らが傷つく事を教え、憎む者あれば
憎む事によって自らまた憎まれ
傷つく事を教え
罵る者あれば
罵る事によって自ら傷つき
また罵られる事あるを教え
打つ者あれば
打つ事によって自ら傷つき
また打たれる事を教え、
不当に縛する者あれば
不当に縛する事によって自ら傷つき、
縛される事のあるを教え、
苦しめる者あれば、苦しめる事によって自ら傷つき、
苦しめられる事あるを教えて
争う者あれば、
争う事によって自らを傷つけ、
また傷つけられる事、争われる事を教え悪する者あれば、
悪する事によって自ら傷つき、
また自ら悪される事あるを教えて、
害する者あれば、
害する事によって自ら傷つき、
また自ら害される事あるを教えて、
正しく自分を愛し、大切になす道を示してゆく事である。  

自分を真実愛するならば進んで他を愛せ!

自分が大切ならば、自ら進んで他を大切にせよ!

楽しみたければ他に楽しみを与えて見よ!

全て鏡の如く映して知る事である。

人は自分を真実愛する事はどう生きるべきか知る事である。


太陽の法嗣

大日天光子

合掌