災害によせて! | 太陽王法の会

『災害によせて!』


全ては生まれる為にあると信じ聞ける者達は幸いなり!

それは全て
人を人として生む為にあり
人を人として生ましめる為にあり
命を命として生み生かす為にあるなり。

その生も、
その老いも、
その病みも、
その死さえも全て、人を人として生む為にあり
人を人として生ましめる為にあるなり。

命を命として
生む為にあり
命を命として
生ましめる為にあるなり。

友よ、
人々よ、
命達よ!

あなた達は命を生きるのであり命の道をゆく大いなる旅人である。

あなた達の
命におこる全ては、あなた達を
あなた達として
生かし、
生む為にあ
あなたをして、
あなたのまわりを生かし生む為にあると知るべきなり!

されば
その一切の苦しみもまた人が人として、命が命として、
真実のものと生まれる為にあると知れるなり!

そこと覚め気づけばその一切の苦しみもそこより滅しゆくと知る事なり。

真実の命と生まれる。

友よ、
人々よ、
命よ!

あなた達は
ただその為に今という命を生きていると知る事なり。  

友よ、
人々よ!

破壊は終着駅ではない!

再生への
出発であり、
新たな命として生まれる為の出発なり。

友よ、
人々よ、
ゆえに死もまた、
その生の終着駅ではない!

それは生まれる為の道であり、
甦生、
再生、
復活への道である。

ゆえに
恐れる事なかれ!

嘆く事なかれ!

その真実の命と覚めよ!

友よ、
人々よ、
その冬は、
春の彼岸を
生む為にあり、
その夜は、
朝の光明を生む為にあるなり。

その眠りもまた、
爽やかな覚めの為にあるなり。

されば
その冬にこそ春の命を育てよ!

覚め、
悟り、
真実の命をこそ育てよ!

友よ、
人々よ、
決して
その冬をくじけてはならない!

その今ある冬は、
あなた達の終着駅ではなくして、
春と甦生する為の、真実の命と復活する為の出発点なのであるから。  

友よ、
人々よ、
諸行は常に無くして無常なり!

形あるものは
みな悉く、
壊れ崩れるなり!

友よ、
人々よ、
その破壊は
あなた達の終着駅ではないのです。

決して
くじけてはならない!

決して負けてはならない!

今こそ立ち上がるのだ!

真実の命というものを見つめて、
今こそ魂の復活、
人の人たる心の復活をめざせ!

それが
その破壊によりて、そこに死した者達への一番の供養なのであるから。

友よ、
人々よ、
ただいたずらに嘆く事なかれ!

だいたずらに怒り、心いらだたせて同じ苦しみの中にある者達を更に悲しませる事なかれ!

今こそ真の勇気をもって立ち上がるのだ!

一人一人がその心に築いた壁を取り払って一つに立ち上がるのだ!

自ら達の不幸のみを見つめて自らと他を呪うのは悲しき事である。

よくまわりを見なさい!

みな同じように苦しむのであり、
悲しむのであり、
恐れと不安に傷付き心を痛めるのである!

今こそ
その自分を忘れて、その多くの他の悲しむ姿、
苦しむ姿を見つめて見よ!

それを知って
それらの人々の為に立ち上がる事に気づくなら、
あなた達は
そこにおいて、
真実の命これを得る者となるなり。

友よ、
人々よ、
諸行は常に無くして無常なり!

形ある物は、
みな仮にあるものにして滅せぬ事はないのである。

友よ、
人々よ、
その破壊は
あなた達の終着駅ではない!

恐れる事なく勇気を出せ!

互いに心と心を一つにするという、
人間の真実の
命に覚め、
他の苦しみ、
悲しみ、
痛みを知る
思いやりの心、
愛の心に覚めて立ち上がれ!

勇気をもって今こそ
その魂の復活をめざし生きよ!

それが
その破壊によりて死した多くの者達への一番の供養となるのであるから。  

友よ、
人々よ、
地震天災、
その破壊によりて、その地は瓦礫と化すも、ようく見つめて見なさい!

その地をめざして多くの光が集まってきているのです。

その無常なる物は
崩れ壊れて、
無惨な相をさらそうとも、その地をめざして多くの心が集まってきているのである。

仮有なる物は
崩れても、
真実なるもの、
その命、
その魂が蘇りて
光となり、
その地に集まってきているのです。

たとえ
その地が瓦礫の山と悲しみの中に沈もうと、そこには真実なる光が日本国中から世界の国々から集まってきているのです。

その実相こそを見よ!

真実の姿をこそ見つめよ!

その破壊によりて
失ったものは、
いくらなげこうと、泣き叫ぼうと、
他を憎み呪おうと、罵ろうと、
返ってこないのです。  

友よ、
人々よ、
決して負けてはならない!

くじけてはならない!

心、傷つけあいてはならない!

自らばかりを
見つめて、
いたずらに嘆き、
他を責め、
苦しみ、
悲しみを広げてはならない!

今こそ互いに心を一つにして励ましあい勇気づけあい、
助け合い、
思いやりあいて、
今まで失いかけていた真実なるものを取り戻す事です。

仮有にして無常なる物は崩れさりて瓦礫と化そうとも、
そこには真実なるものが明らかに復活し蘇りてきているのであるから!

人が人として、
命が命として、
その失ってはならないものにこそ、
人は今こそ気づく事である。

自らの国の
繁栄に酔いしれ、
物文化と消費に酔いしれ、
その全てが自然を破壊しつつ生まれている事を忘れている自分達にこそ気づく事である。

そして
他の痛みを知る心、自分以外の他を思いやるという一番大切な心にこそ覚めよ!

友よ、
人々よ、
あなた達が
あなた達の心に
それを得て、
他の全ての人々に、それを得さしめるならば、その破壊は不幸を乗り越えて生きたものとなるのであるから!

さぁ元気を出して立ち上がれ!

勇気をもって立ち上がれ!

今こそ、
その魂の復活、
真実の命へと回帰せよ!

されば、
そこにおいて
あなた達は真実を得る者となるのであるから。

自然の見せる
その教えを人は命に受け取る事です。

ただ
いたずらに恨み、
呪おうと、
なにも得るものは、ないのであるから!

自然を
支配しているが如きその奢りは、
もののみごとに
打ちくだかれたのです。

人よ、
自然を輕んじてはならない!

自然を畏れよ、
そして過去の心ある人がそうであったように自然を敬い、
自然を大切にせよ!

その自然を天地と
自らの命に知り、
そこに回帰せよ!

その全ての繁栄が自然を親として生まれている事に覚めて、その親をこそ守れ、大切にせよ!

大自然の原理、
法理を知り、
その自然と不二一体して生きるのが
本来の命なのであるから。

世界と命を
真実守る道はただ、自然にかえる事なのであるから。

続く


太陽の法嗣

大日天光子

合掌

オ一ン・アビラウンケン

これこそ真実の太陽の法である。

みな祈って祈りなさい。