一言一句より! 6 | 太陽王法の会

『欲!』


欲ゆえの
苦業と労働、
欲ゆえの
心配、
欲ゆえの
嘆き、
欲ゆえの
孤独、
欲ゆえの
争いと対立、
欲ゆえの
悪業悪事、
そして罪、
欲ゆえの
罪の報い、
償い、
刑罰、
獄、
欲ゆえの
業、
地獄悪趣の苦しみ、欲ゆえの
来世の苦しみ、
みなこれ欲の禍である。

欲は自らの
禍いとなし
多くの他を
また禍いとなすゆえに自らと他とを共に苦しめる原因となるなり。

これを
正しく知るゆえに、その欲を原因とする禍いから解放され、離れられるのである。  

欲から生まれる多くの苦しみを見よ!

欲から生まれる多くの禍いを見よ!

欲から生まれる数えきれない世の中の罪を見よ!

その嘆きと苦しみを見よ!

欲ゆえに求め
欲ゆえに苦しみ
欲ゆえに対立し
争い
苦しめあう!

欲ゆえに罪を犯し、罰せられ
獄の苦しみを自らで得てゆく
欲が世界の中でなにをしているか
人は一度ゆっくりと見るとよいのである。

その欲を一度棄てて見ると自由な世界がある事に気づくのである。

そこへ
たどり着いたら
全ての平和と
全ての幸せを思いやる大いなる欲と知る事である。

そこにおいて人は、大いなる自由へと羽ばたいてゆく事ができるのであるから。  
欲は自己を縛る縄である。

鳥は天高く飛びゆくに無一物である。

鳥の首に荷物を沢山巻いてあげれば
自由に飛ぶ事はできなくなるのです。

人は欲の為に沢山の荷物をかかえて
自由を失っていると知る事である。

人よ!

ようく
天を自由に舞い飛ぶ鳥を見て
自ら達の欲に気づく事である。


太陽の法嗣

大日天光子

合掌