解脱と悟り! | 太陽王法の会

『解脱と悟り!』


囚人が解き放たれるのを放免と言う!

これ免ぜられて放たれる事である。

無智無明
その闇より
解き放たれるを
ゆえに解脱と言うのである。

即ち
よく物事の道理、
真理の道筋を
理解し、
その迷い、
その闇より脱出する事を示すのである。
無智の闇を理解すれば光明である。

されば解を
これ解ると言うなり!

解ゆえに
覚めとなり
覚めゆえに悟りとなるのである。  

理解し覚めるゆえに悟りである。

されば了し覚めるもまた悟りであり
ゆえに悟りをして、解り、
覚り、
了り、
悟り、
解脱と示すのである。  

悟りとは心と交差しあいて一と了する事であり、
即ち一体調和の相を示すなり。

自然に対して一となれば自然を知り、
他に対して一となれば他を知り、
仏に対し一となれば仏を知るなり。

全て調和して
一となれば
それを知るなり!

交差し
一となして解
「理解」
し了すれば
よく覚め知るに悟りとなるのである。  

一切と
一となして理解し了すれば覚るに悟りとなるのである。

これ一々分別の悟り
(小さい悟り)と
一義一切の悟り
(大きい悟り)となるを知る事である。  

全てにおいて
その真実と道理をよく理解し
その無智の闇より脱ければ解脱である。

その解脱も
ゆえに一々の
小さなものから
一義の大きいものまであるのです。

一切の対立、
一切の縛、
一切の無智、
その闇を悉く滅して解放されてはじめて大いなる解脱を得れるのです。

真実道理、
真理を
正しく理解し
その無智と無明の、闇より脱け出るからこそ
それを解脱と言えるのである。

ゆえに解脱を大いなる悟りと言うのである。

すなわち真実道理にそってよく理解し、その無智より脱出する事を教えるのである。


太陽の法嗣

大日天光子

合掌