法律の道と死刑! 4 | 太陽王法の会

『法律の道と死刑!』

(その4)


死刑を宣告して
自ら殺し、
自ら他をして殺さしめるのは罪である。

また他をして殺すのを容認し
殺す行為をなさしめるのも罪である。

殺す者に対して
殺す行為をもって報いるならば
その殺すという野蛮な行為は尽きるところがない。

その
殺す心をこそ殺し、殺す行為をこそ滅すゆきなさい。

それが法の原則原理に添いたる道の正義と知る事です。

殺す人を
罪と言うならば
法もまた人を殺すな!

一方を罪と言い
一方を正義と言う、殺す同じ行為においては共に罪にして、法もまた法に従うのは当然の道と言うのである。  

私の示すところの
法の一義、
真実の言葉は
真理に依るところであるから
これを否定し
これをおろそかにする者を私は
道理を知らない
暗き者、
無智にして真実の見えない迷者と名付ける事となるでしょう。

法と申せば、
法その文字がけ語となり語が名となり、名が義となり
道となるに
これらが一つとならなければ
それはそれにして、それに非ずと言うのであり
全てはただ声字をもってそれと表現するのであり
文字と語が名義一如となりてこそ
それはそれにして真のそれとなれるのであり
これを声字実相、
名字即の道理と言うのです。

真実とは
道理であり
道理真実に反するのであるならば
それを正しい法とは言いえないのであり矛盾のない正義真実こそを人は命に聞く事が大切であると言うのです。

法は、
よく命に命をうえて正しく生かし
生かしめるものであり、その無智悪心を去らしめるものであらねばならない!

律とは
そのための決まりであり戒めなのです。

即ち
その命を命として、よく調え会わせ
よく行わしめるもの営ましめるもの
その行為と正しく建たしめるものが律なのであり
法律はゆえにただ、命の尊厳を守り生かす為にあると人々は知らなくてはならないのです。

法律をもって人の命を悪し害するのであるあるならば
それをして法とは言わず悪と言うだけである!

全ての命を守る絶対の真理こそを
ゆえに真の法と言うと知る事が大切だと言うのです。

法律とはまた全ての民に平等に施行されるものであり
その施行の義においても悪法は法ではないと知る事です。

施とは
施す事にして
布施の施と示すのであり法施こそ
その施行の相となって正しくなるのです。

即ち命を命として守る為の法施を行うのが法の原点にして、原義となっているのです。

施とは
方を辺と示して
これを八方十方の方位と示して
施の一方の形は真実の法を切り開いて一となす事!

真実の法を巡らして一となす事!

真実の法をして正し戒め、払い清めて一となす事の義を示して、これを十方世界全てに布施し即ち施し行い
行わしめるをこそ、そこに示して教えるのであり、
その法施行において殺す施しや
害し悪しゆく施しなどは存在しえず
また権力中心主義、自己中心主義の悪法をもってただ苦しめたり、
害したり、
いじめさいなむような行為は全て
その原理道理に最も反するものと言えるのです。

全ての人々、
全ての民の命を命として守るを第一となして法はあり
その財産と身体と命の安全を守る為にこそ法はあると知る事です。

全ての国民、
全ての人々の平和と安心と福祉の為にこそまた法はあるのであり最も命こそを守り命を命として営ませ守り生かしめる為にこそ真実の法の施行は成り立つと知る事です。


太陽の法嗣

大日天光子

合掌