小さな器と大きな器! | 太陽王法の会

『小さな器と大きな器!』


裸で生まれ
裸で死んでゆく人生。

自己満足だけでは何も得る事はできない。

真実生きるとは、
心を知って生きる事である。

そこにこそ人としての大いなる道が開けるのである。

自己満足の人生なんて、たかだか知れた小さきものである。

人間は死ぬ時、
金や物や肉体を持ってかえるのではない!

心を持ってかえるのである。

自分の為だけの我欲の器には入る量は、たかが知れたものである。

人と人の世の為に生きる。

我欲を超えたところにある器には、
入れても入りきれぬ無量無尽の世界が開けるのである。

人間、
自分の食べる量は知れている。

しかし、
他人を食べさせてあげる事は無限なのである。

自分の為に尽くす事は、たかが知れている。

しかし、
他人の為に尽くす事は無限なのである。

我欲の器は
ノミの器であり、
我欲を超えたところの器は天地大宇宙の無限大の器なのである。

人間は死して後、
心を持って帰るのであり心を持って生まれるのである。

ノミの器のような我欲の心を持って帰るか天地宇宙のような無限大の器の心を持って帰るか、
心して考えれば解る事である。

自分の為だけの人生なんて
たかだか知れているのである。

自己満足だけでは何も得る事は出来ないのである。

人と人の世の為の人生は多くを得る事ができるのである。

人の本当の道とは、自我から利他へと大逆転した心から大きく生まれてくるのである。

人々よ!

この当たり前の理を心して知るべきである。

そして心して生きるべきである。

死後の世界は心をして純然と存在するのであるから。

人は人間の命の道とその真実をもっとよく気づき知るべきである。

道は純然とあるのであるから。


太陽の法嗣

大日天光子

合掌