傷口にふれる者達よ!
友よ!
医者は、その傷を手当てし治さんが為に、その傷口に手を触れるのである。
もし人が他の者の傷口に手を触れるなら、この心こそ忘れてならぬと言うなり。
特に宗教家と名乗る者や、宗教者として暮らす者においては、これを当たり前の道理と知りなさい。
この心を忘れて他の傷口を探しまわり、その傷口に手を突っ込んでかきまわして傷口を広げ、血の海にするような愚かな事だけは決してなしてはならない!
正しく生きる者、
生きんと頑張る者の過去をとらえて中傷し、悪する者はみな、この心を知らない大迷大愚の者と知る事なり。
いかな者に対しても、その傷を手当てし癒し、治してやる心無くして、人の傷口に手を入れるような真似は絶対にしてはならぬと知る事なり。
宗教家どうしでこの醜い争いをする事は、天下第一の恥と知りなさい!
真実救いゆかんとの心無くして、これをなしてはならない。
医者の全ては、その傷と病みを手当てし治さんが為のみに、その傷口に手を触れるを知りなさい。
医王としての仏の道をめざし生きる者達は特に、この心こそ忘れてはならない。
光は、ただ闇これを照らす為にあるなり!
闇から闇へと落としたり、闇から光へと帰りた者をふたたび闇と落とさんとなすならば、それを光とは言えない。
宗教者達は、この当たり前の道理に、神仏の真を見なさい!
神仏の光は、ただ暗き者達の為にあるなり!
神仏の力は、ただ迷い苦しむ者達の為にあるなり!
これを理解できぬ者が、なんの宗教者と言えるなり。
自分達がなにをめざし、なにをしているのかゆえによくと見つめ生きなさい。
全ての人々も、この心をもってよく人々と世の相を見つめて見なさい!
やたらと他の傷口を探しまわりたりして、それを他に話して人をおとしめようとしたり、噂や笑い者にしたり、傷つけたりして喜んでいたり。
それを見て聞いて中傷したり、ああだこうだと噂して語りあいたり、自分達が何をしているのか解らなくなっている!
それが原因で、
大ごとになったり、事件になったりしても、自分達はなにも関係ないと知らんふりをしている!
そんな事が当たり前の如く世に、道溢れている!
みな自分達が、なにをしているのか解らなくなっている!
悲しく、哀れな姿である。
人と人とが
傷口を探しあい
血の海を広げて
解らないでいる!
人の人としての心はどこにいったのか!
無智の闇の中で人と人とが互いに傷つけあい、気づかず当たり前になってしまっている!
悲しい事である。
人の傷口に手を突っ込んで楽しむような無智な人間になるな!
よく聞きなさい!
名医は、その傷口に手を触れても、それを癒し、直す為に手を尽くすのです。
どこに、その傷口を広げて血の海とする人がいますか!
そんな医者がいたら大いなる罪人です!
人々よ!
広く世の中を見回して見なさい!
溢れかえる血の海を道が失われて、宗教が真実の相をなくして道徳も真と教える者も少なく、世には無智が充満しているのに誰も気づこうとしない!
道を説く者達は、どこにいったのか!
宗教者達よ!
僧侶達よ!
貴方達は道を忘れたのか!
なんの為に宗教者になったのか!
道を求めたのでは無いのか!
悟りを求め、その世界に入ったのでは無いのか!
本来の道を忘れて形だけ作りて金品を受ければ偉いのか!
覚めよ!
道を忘れて金儲けや生活の為に利用するだけなら貴方達こそ、一番の罪人である。
形だけで漢文の経を読むだけでは道とは言えないのですよ!
その意味も解らず形だけ、読む人も聞く人も共に解らず!
なにをしているのか、仏は一人一人に道と教えを説いたのですよ!
命の一番大切な道と教えを説いて全てを覚めさせ悟らしめんと、この世に生まれ来て自ら道を行い悟りを開き、世と人々を救わんがために来たのですよ!
それが仏教の真の道なのですよ!
神の道なのですよ!
目を覚ましなさい!
みんなが解らなくなっている、無智の闇の中に暮らして光の生き方を忘れている!
その闇の中にいる自分達が解らなくなっている。
無智こそ全ての罪を生む原因である!
無智ゆえに悩み
悲しみ
苦しみの世界を生んでいる!
全ての人々よ!
早く気づきなさい!
真実の智慧をもった生活こそを最上の暮らしと言うのだから!
権力、
武力が世界を救うのでは無い!
真理に、そった智慧と徳が世界を救うのである。
ゆえに、
仏陀を世の救い主、メシアと言うのである。
天は真の道を開き大いなる悟りを完成した仏陀をゆえに神中の神と示したのである。
人々よ!
その真実こそを知りなさい。
太陽の法は、
その為に世に説き顕されたのであるから。
オ一ン・アビラウンケン
太陽の法は偉大なり!
太陽の法嗣
大日天光子
合掌