一乗の境界! | 太陽王法の会

『一乗の境界!』


大乗の仏陀は
一乗の境界なり。

十界互具、
百界千如
一念三千世界と申しているところの全てを一と乗せえずして、なんの一乗法華の境界なり。

ザルの如くして
念仏をもらし
禅をもらし
律をもらし
真言をもらし
神道をもらし
キリスト教者
イスラ一ム教者
ヒンズ一教者
ユダヤ教者
シ一ク教者
ジャイナ教者
ラマ教者
等々と
あらゆる宗教宗門をもらし全てを一と乗せえずしてなんの一乗仏陀の境界なり。

大乗の仏陀は、
真諦真実の一の境界これなり。

全てを一と乗せて、差別対立を滅するがゆえに大乗一乗と、これ言うなり。

差別対立する事が道に非ず。

本道一道と極め尽くすが道のまた道なり。

全てを一道と見て、往きつくところ一と覚めて、
争いをやむべし
対立をやむべし
互いに仲良く手を取り合って道を究めゆくことこそ、一大事とこれなす事なり。

そこにおいてのみ全ては真、光となって輝くなり。

十界互具、
百界千如
一念三千世界なれば、全てを一と乗せえるなり。

これを忘れてザルの如く水を漏らせば、誰を乗せると申すなり。

そのまま全てを一と乗せるに、法華一乗の真の相にして、
真の境界なると知る事なり。

されば一切不軽菩薩の心と覚めて、
全ての対立、
全ての差別、
これを脱けよと教えるなり。    


太陽の法嗣

大日天光子

合掌