自己を忘れた盲信！

『自己を忘れた盲信！』


自己を忘れた盲信と落ち入るゆえに迷うなり。

真実と義と道理を忘れて、盲信と落ちるゆえにまた迷うなり。

よく自己と作し覚めるを知り
真実の言葉と道を義と道理より知るならば、愚かな言葉に迷う心は無くなるなり。

自己を忘れて
真実と道理と義を忘れて盲信するゆえに逆に道を誤ち
その神と仏の教えと反対の方に落ちてゆくとは教えるなり。

されば
宗教の根本とは
本当の自己
本当の自分を得て、正しく生まれる事と知りて
正と生きよと言うなり。
その為にも
真実の道理を忘れてならぬと示すなり。

義即ち
人の人としての道を忘れてはならぬと言うなり。

これを忘れたならば神と仏に最も反するものと、命に刻みなさい。

さすれば
誤つ教えに盲信して自己を誤ち
他を誤ち
害ない生きるような愚かは滅しゆくなり。

宗教戦争や
宗教対立は
みなこの自己を見失いて盲信なす相にして、宗教の意義と目的と肝心を知らぬ相なり。

ゆえに全ての友は、真実の宗教と
真実の命を得て、
正しく生まれたければ自己を見失い忘れて、盲信してはならぬと教えるなり。

神も仏も正しい真理と道の上にこそ
成り立つものと知る事なり。

よく道を見て覚め生きよと教えるなり。


太陽の法嗣

大日天光子

合掌