真の救世主! | 太陽王法の会

『真の救世主!』  


特定の一宗教のために生まれる者をして真実の救世主とは言わない。

仏陀、
救世主とは
世界全ての救い主であり導師であり
教主であり
一つの宗教のみのそれをしては、
仏陀とも
救世主とも言えないのである。

人々は
この当たり前の道理を見失いて、
自分達のみの宗教の中にだけそれを見いだそうとするのである。

真実の救世主、
仏陀とは全ての導師であり
全ての宗教を救い導く者である。

ゆえに仏教だ神教だもなく
全てを一つに導く者にして
全ての中に道を見て
その真実の道
道理、真理を示し教えて導く者と言うのである。

人々は、
この道理こそを決して忘れてはならない!

真実の仏陀は一即全、全即一を示すところにあるのである。

無我大我の主として、その全ての中に自在と導きをなさずしては絶対に真の救世主とはなれない事を知る事である。

されば聞きなさい

小さな霊言などと言っている者も
やれ、日蓮の生まれかわりだの
釈迦の生まれかわりだの
言っている者も仏陀だの
救世主だのと言っても
みな妄語虚言であるに賢き人々は騙されてはならない!!

ましてや太陽を超えた大いなる神様だなどと言うに及びてはみな虚言であるに騙されてはならない!

そんな者は実と道を見た事もないのであり、
真の悟りの世界も知らないのである。

頭頂に香油、
油を注がれた事も無く、
そこにおこる天雨の祝福も知らず、
真の歓喜地そこと至り歓喜の涙を流した事も無いのである。

妙なる香りに包まれて至福の時を体験した事も無いのである。

大いなる神秘世界の中に命を入れて長く修行の時を過ごし、その中で真の開眼も体験した事もないのであり、
智慧をそこに磨き磨きた体験もない者である。

宗教の中にその者はなにを求めたのであろうか!

財を蓄える事か
名誉か
権力か
名声か
それもわからぬようでは
仏陀には絶対なれない!!

ましてや救世主になど絶対になれないのである。

日蓮の教えに背くから国が必ず亡びるなどと言い
日蓮を全ての仏を超えた本仏だなどと愚かな事を言っている者達もいる。

真、悲れにして悲しき現実である。

無智の言で
人々を迷わせ
たぶらかし
自利益を考えている者達は皆末は、
その「償い道」に
長く入り己の愚かに嘆き苦しむであろう。

人々よ!

よく考えなさい!

よいかな!

真理という大木があるとする。

沢山の枝があり
葉があり
花が咲き
実がなる!

それらは中心の幹に一つであろう。

そこに生まれつく枝はそれぞれの宗教である!

みな同じ葉をつけ花を咲かせ
実をならすのである。

その枝と枝が互いに争っているのが今の宗教界である!

上だの下だの
正だの謗だの
全く哀れにして
愚かなすがたである!

真理は一つであり、中心の幹にみな一つなのである!

そんな当たり前の事すら皆、
見失っているのである。

私はその無智闇命を取り除いて全てを光明の智慧と至らす為にこの世にきて真理の道と開き入りて悟りを得て、
これでもか
これでもかと教えを説いているのである!

人々よ!

早く
早く気づきなさい。

天の道と光はあなた達のものと成るのであるから。

私の教えを静かに学ぶ者達は幸いである!

その人達は自然の内に天の世界に生まれているのであるから!

真実の智慧をもった暮らしこそ最上の暮らしと言うのであるから。


太陽の法嗣

大日天光子

全てに覚めあれ!

それこそが真の救いの道なのであるから。

全ての世界、全ての命を真理の道とかえすのが救世の道なのであるから。