全て意味のある命! | 太陽王法の会

『全て意味のあ
る命!』


病みて身のまま
にならぬ人々よ!


「こんな身体の
人間が命を長ら
えても何の意味
があるか!」

などと考えて死
を考える事は、
自己と道を誤つ
事と知りなさい。


人間はその肉体
のみが命ではな
く、
真の命たる心、
魂を磨くために
この世に生まれ
出ると知る事で
す。

人によってその
生のはじめより
病みた不自由な
肉体をもって生
まれ来る人もあ
り。

その人はその身
体をもって道を
成すために生き、

人の心を生みつ
くり、
人の心を守り導
くためにこの世
に来るのである。


その人々は天よ
り来る天使達な
るに、
その命をして自
らの修行をなし
て、
人の心と人の世
の乱れを正し生
きているのです。


即ち人の心、
真実の命を救い
導くためにわざ
わざ自ら病みを
背おいて出て来
るのである。

この命の世界は
人間の小さな計
らいや、
無知の心で考え
るほどの小さな
世界ではないの
である。

皆その命たる心
を育て磨きて、
命を神へと育て
かえすためにこ
そ生きているの
です。

仏陀と言えども
ゆえに、
この世において
悟りを開いて仏
陀となるため、
生まれるために
この世に出て来
るのであり、
仏の悟りはこの
世において成さ
れるのである。

その生まれるた
めの大切な命を
教えるのであり、

道はそこにこそ
なっているので
ある。

されば身体を病
みて不自由とな
りしも、
その命の心、
これを鍛えんが
ための自分の道
と覚めて、
その時をこそ生
まれるための道
と心を大切にし
て、
その心こそを覚
めて磨きなさい。


よく自らを振り
返り、
よく命を考え見
つめて本来の、
自分とかえり、
大きな心と生み
なさい。

その命と覚めれ
ば、
広大なる命、
神の国へと入れ
るのであるから。


仏も菩薩達もな
んのために、
その自らの命を
すりへらして、
修行をなすか知
りなさい。

死をも怖れず、
いとわず修行す
るのはみな、
真の命と磨き、
完成するためで
あり、
生死を超えた道
を得るためと知
る事です。

宗教が元始より
ありて人に教え
続けるのは、
ただこの命と覚
めかえさんがた
めの一事の為な
のです。

人はゆえに老い
ても直、
学し修行して自
己を磨く事を、
命の道と知らず
知らずに知って
いるゆえに、
それをなしてい
るのである。

人が宗教、
神仏を求め、
真理をめざすの
も、
真の命の営み、
ただこれがため
であり、
全てみな意味の
ある大切な命の
ゆえに、
病みなどに負け
ずに、
より強く命を生
きて、
その時こそ逆に
天地大自然の声
を大きく聞きて、

その本体の命、
心をこそ覚めて
獲得しなさい。

その生命逆転の
心と覚めて生き
れば、
その命は正しく
甦生して甦りゆ
くのです。  

病むために病む
のではない。

その病みと気づ
いて覚めかえる
ため、
本来の命と気づ
きゆくために形
としてそれは出
たのである。

されば闇と取り
除いて光とかえ
るが、
その命の一の道
と知る事である。



太陽の法嗣

大日天光子

合掌