生滅変化する命! | 太陽王法の会

『生滅変化する
命!』

霊魂と肉体が同
一であると言え
ば、
霊魂は肉体の出
生と同時に生ま
れ、
肉体の死滅と共
に亡びる事にな
るから、
この論は否定さ
れなければなら
ない。

全ては因縁

「直接、間接原
因」

によって生
じ滅しつつ存続
するのである。

少年にとって、
幼児赤子の自分
はもうそこには
無いのである。

青年にとって少
年の自分はそこ
には無いのであ
る。

壮年にとって青
年の自分はそこ
には無いのであ
る。

老年にとって壮
年の自分はそこ
には無いのであ
る。

このように肉体
は常に生じ滅し
つつ存続するの
であり、
その命の心は、
その肉体が滅し
たからと言って
滅する事は無い
のである。

全ては、
その因縁に依っ
て生滅変化しつ
つ存続してゆく
のである。

その因縁によっ
て愛という命が
生じ滅したから
と言って、
愛そのものは滅
する事はないの
であり、
その肉体のよう
に滅びる事もな
いのである。

釈迦仏も経典に
示して言うので
ある。

肉体
「第一の妻」も
財宝
「第二の妻」も
家族
「第三の妻」も
死という旅立ち
についてこれな
いけれど、

「第四の妻」
だけは常にその
旅路を共にゆく
と、
ゆえにその命の
命、
自らの永遠の同
伴者である心こ
そを覚め、
大切に育て、
大きく生まれゆ
けと教えるので
ある。

人々よ!

その命である心
こそを大切に生
きなさい!

あなた達は心で
生き心で生活し
ているのですから。



太陽の法嗣

大日天光子

合掌