諸行無常! | 太陽王法の会

『諸行無常!』  

諸行常に無くし
て無常なり。

諸法また無我な
り。

境涯に我あらず
んば真実の我い
づこにこれを求
めん。

ただ真如如来の
胸中にこれを求
めん。

我、
太陽と共にあり
て太陽法界にこ
の命を投げ入れ
ん。  

この世の全ては
常に有る事なく

常に移り変わっ
てゆく。

全てに絶対の我
と言えるものが
あるだろうか。

全ては無常であ
り、
無我である。

それを有ると思
っている人間は
愚かであり、
無知なる証であ
る。

人間も、
あらゆる生命も

裸で生まれ、
裸で死んでゆく
のである。

その命に自分の
物など、
どこにあるであ
ろうか。

権力も名誉も地
位も、
ただこの世の夢
にすぎない。

それがずっと有
ると考える人間

そこに争い、
その為に真実な
るものを失いゆ
く程の愚かは無
い。

金、
財はどうであろ
うか!

そこに執着して
争い、
苦しむ姿は真実
が見えていない
迷者の姿である。


金、
金金、
それをどこに持
ってゆくのであ
ろうか。

金も物もこの世
を生きる為の仮
のもの。

仮に有るだけ。

死んでゆくのは
裸。

持っていけるも
のなどなにも無
いのに、
なにを迷い、
なんの為に争い

なんの為に苦し
めたり、
苦しむのか。

これが理解でき
ないから、
真実なるもの、
真実の命を失う
のである。

インドの長者は

全ての財を投げ
出しても仏の為
に布施供養をす
る。

なぜか!

それは自らの命
に徳を積み、
真実の命へと生
まれるためであ
る。

日本人は、
この布施の精神

布施の悟りをわ
かっていない。

神、
仏に対して、
なにかをしても
らう為や、
交換条件で布施
しようなどと思
っている。

それは取引であ
り、
布施とは言わな
い。

布施とは自らの
命の為、
その命に徳を積
む為にするもの
であり、
神、
仏、
その法、
教えを金で買お
うなどというの
は全く無知の証
である。

それを売る宗教
家は、
なにを考えてい
るのであろうか。


長者が万灯を仏
に布施した。

貧女が自らの髪
を切って売り、
一灯の布施をし
た!

この価値は、
どちらにあるだ
ろうか!

貧女の一灯、
長者の万灯に優
るのである。

この世に自分の
物など、
なにも無いので
ある。

全て仮の物。

天よりの借り物
にすぎない。

名誉も、
地位も、
権力も、
財も、
物も、
自分の肉体すら
死して一緒につ
いてきません!

家族も友人も、
みな死出の入り
口まで送ってく
れるだけ!

帰るのは自らの
心、
魂だけ、
その真実の命の
ために仏の教え
を学び、
神、
仏に命を預けて
ゆく!

その命の徳を積
んでゆく!

それこそが布施
であり、
布施する喜びで
あり、
その悟りである。


執着こそ苦しみ
であり、
悩みであり、
迷いである。

そこを脱けるか
らこそ、
解脱である。

ここに気づく事
が命の一番大切
な事!

仏の教えととも
に生きて、
生まれゆく程の
大事がこの世に
ありますか!

命は億千万の金
を積んでも買え
ません。

ゆえに仏の教え
に出会える事は
一番の幸せなの
です。  

仏と仏の教えに
出会える事は、
二千年に一度し
か咲かない天華

優曇華(うどん
げ)の華に、
であうようなも
のです。

それは金で買う
ものでも、
買えるものでも
ありません。

よく座して、
自らを見つめ見
る事が大切です。


あなた方は、
出会い難き教え
と出会っている
事がわかります
か。

数千年、
生まれ変わって
も出会えない人
は出会えません。


そこに少しでも
疑いをいだくな
らば、
悲しく哀れな事
です。

真剣に祈ってお
りますか!

疑いで祈っては
本物はわかりま
せん。

私の教えを読ん
でいますか!

何回も何回も繰
りかえして読む
位の心で真剣に
心で読む事です。


その教えは私の
示す教えの一部
分にすぎません。


疑うなら、
仏教学者に見せ
るといいです。

正しい僧侶なら
理解しているで
しょう。

仏の教えと出会
えるのは数千年
に一度です。

それも真実の教
えとです!

祈りは、
そこへ導きます。



祈りは、
その世界が真実
実在する事を示
してくれます。

そのゆえに願い
もかなうのです。


今の宗教家に真
の悟りを開いた
者はいないかも
知れません。

ましてや、
神仏と出会いし
者はいないでし
ょう。

私は、
その世界を開い
て万教と示せる
者となったので
す。

布施の悟りも、
インチキ宗教家
にはわかりませ
ん。

仏と、
であう事はその
悟りの教えとで
あう事でもあり
ます。

正しく祈り、
真実を得て下さ
い。  

太陽の法嗣

大日天光子

合掌