園長先生に直談判と広がったママ友の輪。 | 暮らしを紡ぐ~笑顔の母でいるために~

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二人の子供(息子2018.2、娘2020.6)夫と暮らすアラフォー専業主婦です。
糸を紡ぐように、毎日の暮らしを大切に送り、暮らしの足跡を残すため、日々の事を綴っています。
主にこどもたちのこと、料理のこと、たまにお菓子作り、パン作り、最近夫がはまったキャンプのこと。

おはようございます。
 
いつも読んでいただきありがとうございます照れ
 
昨日のお弁当は、完食でした照れ
ピーマンを刻んで入れたミートボール。
お弁当箱をまた小さくするのは抵抗だったけれど、少しでも小さくなると作る品数も減って楽&食べる立場の息子も楽なら、結局良かったのかな。
 

 
さて、先日の記事を読んでいただきいいね!をして頂きありがとうございました。
 

 

 

個人懇談でズタズタに…泣き過ぎて心身ボロボロだった今週。

 

懇談の日の夜泣きながら夫と話をして、園長先生にモノ申しに行くことにしたんです。

 

実はその日は、隣接する小学校の支援級と普通学級の見学日。

他のお母さんとも一緒に参加してきました。

 

学校見学に同伴してくれるのが園長先生だったので、見学の前に園長先生にお時間頂けないか聞いてみた所、たまたまその日はプールがあって、見学を途中で抜けてプールに行くので難しいとのこと。

 

翌日はどうですかと言って頂いたので、ノートにメモを取って緊張しながら登園後園長先生に話しかけたら、園長室に案内してくれて話を聞いて頂けました。

 

…しかも一時間も!!

 

実は息子の幼稚園、4月に園長先生が変わったばかり。

私もあいさつ程度でほぼ話したことがなかったのでかなり緊張しましたが、とても気さく、そしてものすごく博学で子供たちのことを第一に考えてくれる素敵な先生でした。

 

以下は覚書も兼ねてお話した内容です。

長くなりますが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

私が最も園長先生に訴えたかったことは、息子の幼稚園でのお弁当の子と給食を食べる子との格差でした。

 

息子の幼稚園ではお弁当形式の給食がありますが、アレルギーの対応をしておらず、アレルギー持ちや給食を食べづらかったりお弁当が食べたい子は家からお弁当を持参するシステムです。

 

年少の入園当初はクラスの半分ほどお弁当持参でしたが、年長の今はクラスに息子入れて二人しかいません。

そのうち一人の子は、食べるのがいつも一番早く息子と正反対です。

 

入園当初から密かに感じていた違和感、それは、給食の子は好き嫌いもあるし量も多いから完食させなくていい、でもお弁当の子は完食させないといけないというルールが先生の間であったことです。

 

現に食が細く食べさせるのが大変な息子は、アレルギーもちという事情があるにも関わらず、「給食に変更できませんか?」と何度か年少の先生に聞かれて違和感を覚えました。

 

基本的に完食させる決まりだから完食して返ってくるのに、お弁当を小さくしてくれませんか?何度も言われて違和感を覚えたのが年少の時。

 

一回り小さくした子供の掌片手で乗るようなサイズのお弁当を、年少後半には毎日完食して帰るようになりましたが、年中になると食べる時間が短くなったのかよく残すように。

 

おかずが苦手な息子の為におかずを減らしてご飯を増やしたりと内容も工夫して、年中の2学期には安定して完食できるようになりました。

 

そして年中の先生は、残して帰る時伝えてくれることはあっても、お弁当の内容は一切言及しなかったので気が楽だったんです。

 

年長になり、さすがに2~3歳用のお弁当よりもう少し食べて欲しいと思い、少しお弁当箱をサイズアップしていました。

けれど浅いのでさほど入らず、年長の時より数口余分に入る程度です。

 

そしてお弁当=完食、普段の食事も完食を目指して頑張っている息子ですが、完食するまでに一時間かかると言われ…実際他の子が食事が終わって立ち始めると集中力が途切れてほとんど進まない、にもかかわらず最後まで食べたがることに対して、先月の給食参観で先生から指摘を受けました。

そこで、お弁当の時間を30~40分で区切ってもらうことに。

 

食べる時間を区切る事でどのくらい食べれるか冷や冷やしましたが、やはり息子は一時間かけていた時も後半はほとんど口に入っていなかったんだと思います。

意外と8~9割摂取で完食してくる日も数回あったので、このまま様子を見ようと思っていました。

 

にもかかわらず、懇談で言われたのが、息子はやはり集中力がなくお弁当を食べきれない、40分で食べきれる量に、3分の2くらいに減らして欲しい…

完食する経験が息子にとっての自信になるし、小学校で給食を自分でよそうさいの適正量も把握できます、と。

 

正直お弁当の話、もううんざりだったんです。

二つ返事で分かりましたと言ったものの、、、やっぱり納得できませんでした。

 

2年間以上息子にお弁当作って来て、息子が食べられる量は分かっているつもりだし、内容も工夫してきているのに、これ以上どうすればいいのか。

お弁当のことを言われるだけでストレスに感じるほど、私にとって息子のお弁当作りは苦痛だったんだと思います。

 

毎日同じものばかり作っているといっても、全く同じものを入れる訳にも行かないし、この内容なら完食してくれるかな?これはちょっと詰めすぎかな?と一応気が張ってはいたんですよね。

 

そもそも、年少の時から完食するように言われていて息子は頑張っていたのに、年長になって時間がないから完食できません、お弁当箱小さくしてください、といわれるのもなんかおかしいし、

 

給食の子は好き嫌いもあるし量も多いから残してもいい、給食参観で様子を見ていても、給食の子は残す時は先生にお膳を見せに行くけれど、先生も二つ返事に見てうなずくだけという感じでした。

 

でも、お弁当の子だって、その日のメニューや好き嫌い、体調などによって進まない時もあると思うんです。

なのに、お弁当の子は完食が必須で量を減らすって何か矛盾している気がします。

たくさん食べられる日もあればそうでない日もあるのは、この時期の子供たちに当たり前のことですよね。

 

なので、この給食とお弁当の格差を園長先生に伝えたかったんです。

息子の時は仕方ないにしても、今の年少、年中さんでそういう動きが未だにあるなら見直して欲しいし、本当は息子のお弁当も一度小さくしたから当分はそのサイズで行こうと思うけれど、頃合いを見て今までのサイズに戻したいということ、その不満と希望を担任の先生には言いにくかったということをお伝えしました。

 

すると園長先生、給食とお弁当でその格差があるならそれは検討の余地があると思うと。

でも、息子のことを考えたとき、今どうするのがベストだろう、とそういう話になって。

 

息子は園長先生に言いにきたんだそうです

「ぼくお弁当食べるの苦手だから応援に来て~」

 

園長先生にはお子さんが4人いて、そのうちの二人の子が重篤なアレルギーもちで、かつそのうち一人の子は本当に食が細かったんだそうです。

でも成人したら食べるようになった…そしてその子のお子さんも今食が細くて悩んでいると。

 

その食が細かったお子さんは、園長先生のお孫さんに「たべろ」とは一言も言わないそう。

 

声をかけないのが正解なのか、園長先生のお子さんが食べるようになったからと言って、私の息子が食べるようになるかとかそんなことは分からないけれど、

少なくとも息子にとって食べる事が苦痛になっているのは本当に可哀そうな事だと言われ…正直泣いてしまったけれど、本当その通りだと思いました。

 

私は管理栄養士だし、やっぱり食べる事の重要性を信じているから、息子には少しでも食べて欲しい。

ましてや息子は体格が小さくて、身体の小ささでずっと健診等にも引っ掛かって来た。

 

幼稚園のお弁当完食マナーも手伝って、息子に完食することを教えてきたのは、、、やっぱり私が間違っていたのか。。。

私がやってきたことが息子に苦痛を与えていたのかな?

 

園長先生が息子の様子を見ていると、最後はお母さんのために食べる事が義務になって、皆と遊びたい、でもご飯全部食べなきゃいけない…そんな思いの板挟みになっているように感じるそうです。

 

お弁当を小さくしたら息子のそんな気持ちの負担も減る。

ましてや今の息子は、よそわれた分は食べないといけないと思い込んでいて自分が食べられる量、適正量が分かっていない。

なので、このくらいなら無理なく食べれるよ、という量を示してあげる事も一つの方法なのではないか、と。

 

もし息子さんが、ママ、このお弁当足りないよ、もっと増やしてよ、と言って来たら増やしてあげたらどうですか?

 

園長先生はそう話しながらも、同じく食べない子を育ててきた親として、私の気持ちにも共感してくださったので、本当に涙が溢れました。

 

そして、先生はお子さんの経験があってアレルギーにめちゃくちゃ詳しくて…!

息子の入学に向けて、給食を食べるのに、必要な書類や病院に行ってどんな検査をすればよいか、実に詳しく説明してくれましたニコニコ

これに関してはまた別記事で書けたらいいなあと思います。

 

それから息子の就学相談で気になっていることもいくつか質問させていただきましたが、一時間も話したくせに時間が足りず…後日いつでも訪ねてくださいとおっしゃってくださったので、同じく話を聞きたいママ友と伺えたらいいなあと思っています。

 

そう、最後にずばり、聞いたんです。

 

「息子に就学相談は必要だと思いますか?」

 

「お子さんが一度小学校に入ると、隣接していても幼稚園は介入できないんです。あとからこんなはずじゃなかった、とならないようにするために、入学後困るかもしれないと思ったお子さんの親御さんには声をかけることになっています。

本当は園側も声をかけない方が楽なんですよ。保護者の方がよく思わないのは承知ですから。そして、それを判断するのは私ではなく担任です。担任の方がお子さんのことを詳しく見ていますから。」

「そして迷っているなら絶対受けるべきです。支援学級という審査結果が出ても、親が通常級を希望すれば通常級に行ける。最長12月まで考えるチャンスをくれるんです。」

 

何だかそれを聞いて、気持ちが吹っ切れました。

 

担任の先生の息子に対する評価が低い事、中々受け入れられず、息子と担任の先生が合わないんじゃないかとかいろいろ考えたし、支援級なんて大げさだとも思っていました。

ですがこれは幼稚園から受けたとても親切な提案で、担任の先生が実際に息子を見てそう思っているのならそれは真摯に受け止めて、私にできる事をしようと初めて思えました。

 

とりあえずは支援学級についてもう少し調べてみる事と、締め切りが近いので就学相談の書類は提出しておこうと思っています。

 

すでにめちゃくちゃ長文ですが…もう少し書き残しておきたい事がありまして。

 

水曜日に娘の熱も下がったので、小学校の見学に行かせてもらったんです。

 

確かに実際に通常級のクラスの様子を見て、これに息子がついていける?と思ったらクエスチョンなんですが、かといって支援学級もなんか違うなあという印象でした。

 

そしてこの見学のとても良かったところは、百聞は一見に如かず…やっぱり悩むよりこの目で見れたのはすごく良かったし、何より終わった後、同じ事情で同じ日に見学したお母さんたちと、それぞれの迷いや不安を共有できた事でした。

 

終わった後に校舎の片隅で30分くらい立ち話したんじゃないかな。

 

支援学級と言われてびっくりした、色々と不安と悩みで決断に悩んでいるおかあさんは自分だけではなかったということが、何より私の大きな救いになりました。

 

その日に一緒に見学したのが私入れて7人、前の日に3人、見学に参加してないけれど就学相談声かけられている方も何人か知っているから、40人足らずの園児のうち3分の1以上…なんですね。

息子だけ特別な事では決してないということにどれだけ安心した事か。

 

そしてそこで意気投合して初めて連絡先交換をしたお母さん、たまたま昨日ママ友と我が家でお茶会する予定にしていたので、お誘いしてきてもらいました。

元々一緒にお茶会をする予定だったママ友のお子さんも、息子と同じ就学相談を受ける予定なので、同じような就学相談の悩み、発達の悩み、私はこの前の懇談の愚痴などいーっぱい話して

 

ママ友からも勉強になるお話をいっぱい聞いて情報を共有できて、めちゃくちゃ貴重な有意義な時間になりました。

 

撃沈し現在進行形で悩んでいる息子の就学相談ですが、こうして新たなママ友との輪を広げるきっかけにもなったこと、悪い事の後には必ずいいことがある…ではないけれど、いい事もあったなあと思います。

 

 

↓息子の体操教室の間公園で遊ぶ娘。

昨日はいつもの仲良しのお友達はお休みでしたが、先週から入会した同じクラスの女の子と降園後から体操教室、帰り道までずーっと一緒でした。

そして体操教室に通って半年、ようやく息子は鉄棒の前回り、マットの開脚前転など出来る事が増えてきました。

他の子と比べたらゆっくりかもしれないけれど、運動苦手ですぐ諦めてしまう息子が半年も楽しく通えている事、それが身についてきていることがめちゃくちゃうれしい親ばかです。

 
 
 
今日は長くなりました。
長文読んでいただき本当にありがとうございます。