宝箱な日々とどん底な1日。 | 暮らしを紡ぐ~笑顔の母でいるために~

暮らしを紡ぐ~笑顔の母でいるために~

二人の子供(息子2018.2、娘2020.6)夫と暮らすアラフォー専業主婦です。
糸を紡ぐように、毎日の暮らしを大切に送り、暮らしの足跡を残すため、日々の事を綴っています。
主にこどもたちのこと、料理のこと、たまにお菓子作り、パン作り、最近夫がはまったキャンプのこと。

こんにちは。

いつも読んでいただきありがとうございます。

今日はあまりにどん底すぎて、こうしてブログに赤裸々に記載するのもめちゃくちゃ恥ずかしいのですが、付き合っていただければ幸いです。

息子と娘と4人で自宅で暮らすようになって2ヶ月。
最初の1ヶ月は息子のイヤイヤと赤ちゃん返りで本当に大変でしたが、最近はだいぶ落ち着いてきて、生活リズムもついてきて、育児が心から楽しいと思えるようになりました。

娘も生後3ヶ月を迎え、夜は6時間寝てくれるから睡眠不足に悩まされることもなく、涼しくなって、ベビーカーでいつも寝てくれる娘とだいぶ聞き分けの良くなった息子と散歩して過ごす穏やかな毎日。

子どもたちの成長と笑顔に幾度となく癒やされる毎日は、まるで宝石いっぱいの宝箱の中にいるようです。

そんな中で今日は息子が久しぶりに外でイヤイヤ、大号泣。もう手の施しようがなくなり、親子でパニックになり号泣して家になんとかたどり着きました。

はじめて、息子を育てるのがもう嫌だ!と思いました。
はじめて、二人育児が怖いと思いました。

普段なら雨の日、外に出かけることはないし、最近は娘抱っこで息子の手を引いて出ることもありますが、娘をベビーカーに乗せて出かけることが圧倒的に多い我が家。
少々息子がぐずっても、娘のベビーカーに立たせることができるからです。

今日は運悪く娘の予防接種で、朝から出かけなければいけませんでした。

最近ベビーカーの調子が悪いし、何より通っているところがベビーカーの乗り入れができないので、傘を差しながら気軽に行ける抱っこひもを選択。
息子にはかっぱを着せて、傘を持ってでかけます。

私が欲張らなければよかったのですが、傘をさしたがる息子に、帰りは公園に寄って傘の練習をさせようと、息子の傘も持っていきました。

無事に娘の予防接種が終わり、一緒に付き合ってくれた息子を褒めて、一緒に公園へ行きました。





大喜びで傘をさす息子。

傘はJWESTのポイントで買った新幹線、かっぱはお下がりでもらったアンパンマン。

フードのことを「〇〇ちゃん、おさるさんになる!」と言ってかぶってくれます。
かっぱ姿が可愛すぎてデレデレの私。

傘は重いのかすぐに飽きたけど、しばらく息子と公園をお散歩したあと、息子が電車を見に行く、と言い出しました。

息子の言うとおり、そこで電車を見に駅まで連れて行って帰ればよかったんです。

でも、雨が結構降っていたし、駅まで行って家まで息子が歩いて帰ってくれるか不安もあったし、雨の中娘を抱っこして歩くのを私も疲れてしまって、休憩がてら、通りすがりの支援センターに寄ることにしました。

息子が1歳頃まではたまに行っていたのですが、狭いところなので、長いこと行っていませんでした。

久しぶりの支援センターに息子は場所見知りと人見知りで、はじめは渋々おとなしく遊んでいたのですが、だんだん慣れてきました。

そして息子に遊びのスイッチが入った頃が正午。うちは主人も休憩がてら家に帰ってくるし、お昼ごはんや娘の授乳も有るので、家に帰らなければいけません。

それよりなにより、コロナの影響で支援センターは正午から一時間、消毒作業で閉館でした。

まだ遊びたい、とイヤイヤスイッチが入った息子に、支援センターの方に手伝ってもらって、身支度をして、息子の手を引っ張って支援センターをあとにしました。

ごまかしながらなんとか歩いてくれること数十メートル。
そこから本格的に息子が号泣して寝っ転がり、いよいよ歩いてくれなくなりました。

息子のイヤイヤには根気強く付き合うべき…そう思っていた私もついに堪忍袋の緒が切れて、、、息子を引っ張って無理やり帰らそうとしたり怒鳴りつけたり。。

そうなるとますます息子、大泣き大パニック。
そして抱いている娘も泣き出す始末。

一人なら抱いて帰れるのに、、傘を指すのを止めたら娘が濡れる。
でも家まではあと5百メートルくらいはあって、大きな交差点も何個かある。

この時点で私はすでに途方にくれて泣きそうに。。

けれど、放置していれば息子は濡れるし、娘はさっき予防接種を受けたばかり。。
とにかく引きずってでも抱いてでも帰るしかない。

言葉通り、息子を引きずったり娘と一緒に無理やり抱いたりして…でも、抱いても息子は大暴れ。

交差点で信号が変わる瞬間になっても寝っ転がって大泣きましたまま。

大げさですが、もうこの世が終わったとすら思いました。

やっとの思いで家まであと50メートルくらいのところまでたどり着き、家はもう見えているのに、そこから息子がますますパニックなって動かない。
車は行き交う中号泣大暴れ。
抱っこも拒否。。

ここで私ももう半泣き。
「お願いだから立って!お願いだから歩いて!!」と息子に叫んでももちろんこうなった息子には届かない。。
私ももう胸がドキドキ、過呼吸状態。

近くを郵便配達のおじさんが停車して訝しげに見ながら郵便を配っていく。

このおじさんに「すみません、そこのマンションまでこの子を抱いて連れて行ってもらえませんか?」とお願いしたかったけど、仕事中だしなぁ…と悩んでいたら行ってしまわれ…。

結局最後の力を振り絞って大暴れする息子をなんとかマンションの脇まで抱き上げて連れていき、マンションの敷地に傘を投げ入れて、息子をドアの前まで連れて行って、ドアの前でしばらく泣かせて娘をベッドに下ろしました。

急いで風呂を沸かして玄関でも大泣きしている息子を無理やり風呂に放り込んで、娘も抱いて一緒に風呂に入って、息子と一緒に私ももう声を上げて号泣。。

娘とお風呂から上がったものの、息子は暴れてお風呂の縁にしがみついたまま、大泣きしているので、そのまま脱衣所で娘の授乳をしようか悩んでいたら主人が昼休憩で帰ってきて、私はもう主人の胸にしがみついて大泣き。。

あとは、主人が助けてくれて、息子と一緒にお風呂に入り、息子はやっと落ち着きを取り戻してきて、主人と一緒にお風呂から上がった息子は、娘に授乳していた私に「ママ、ごめんなさい」と言ってきました。

息子を育てるのは、もちろん楽しいことばかりでなく、大変なこともたくさんあったし、1〜2ヶ月前にブログに書かせてもらった通り、息子がイヤイヤパニックになって道の真ん中にゴロンする、というアクシデントもありましたが、今日はもう私の母親史上、最悪に大変だった出来事です。

自分の判断ミスも、息子のイヤイヤを抑える堪え性がなかった自分も、もう全て自分が嫌になる、育児が怖くなった、息子を連れて外に出るのが怖くなった…そんな思いでした。

楽しいこともたーくさんあるのに、今日のあまりに辛かったことを書いてしまいました。

でも、こうして、子どもたちを寝かしている間、改めて文章にして振り返ってみたら、もしかしてあれは大したことなかったのかも!と冷静に振り返ることができます。

あのときはいっぱいいっぱいで、育児をしていて声を上げて息子の前で号泣したのなんて、はじめてだし、めちゃくちゃ情けないだめな母親です。

でも、事故なく、無事に帰ってこれて良かったです。

これを教訓に、次はもう雨の日はまず出かけない、息子がイヤイヤ発令しても大丈夫なように、ベビーカーで出かけるようにしようと思いました。

それに、冷静になって息子の寝顔を見ると、やっぱりめちゃくちゃかわいい。
親ばかで申し訳ないですが。。

どんなときにでも動じない、しなやかで強い母親になりたいけれど、まだまだ修行が足りませんね。

百日祝いは明日する予定ですが、先日めでたく生後百日を迎えた娘です。




今日も読んでいただきありがとうございます。