何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ。
「マタイによる福音書」七章
何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ。
「マタイによる福音書」七章
「カジノ側はなぜ儲かるのか」を知ることは
負けない方法を知ることにもつながる。
松井政就氏の著作の中から見てみよう。
●カジノビジネスはなぜ儲かるのか
そもそも論として、カジノ(ハウス)はなぜ儲ける事が
できるのかについてお話したい。
それは次に示す3つの仕組みによる。
1、ハウスエッジ(テラ銭)
2、大数の法則
3、コンプ、VIPサービス
ではこの3つを順に説明していきたい。
1、ハウスエッジ House edge
「ハウスエッジ」とは、ゲームが行われる場合に『胴元』であるカジノに入る取り分のことだ。
日本語では「控除」にあたるが、
実はもっと古くから使われている言葉がある。
「テラ銭」だ。
古い話になるが、日本では平安時代の頃から賭博が
庶民の楽しみだった。
時代が進むと、とくに貴族の社会では将棋や囲碁または
双六という遊びができないのは「無粋」とされ、
付き合う上での最低限のたしなみだとさえ言われるようになった。
だが、そんな賭博(ギャンブル)がやがて風紀を乱すとして取り締まりが厳しくなると、ある場所が賭博の胴元となるようになった。
『お寺』である。
日本のお寺は外国の教会と同様、表向きは正しいことをする場所ということになっている。
そんなお寺が博打の胴元となり、
場所を貸していた時代があった。
当時も胴元の取り分があった。
丁半博打なら5%。それが「寺銭」つまり「テラ銭」だ。
丁か半、客のどちらかは必ず負けるがお寺だけは確実に
儲かる。
それが「坊主丸儲け」と言われるゆえんだ。
坊主丸儲けとは、葬式でお経を唱えてもらうのに100万円や200万円もボッタクられることではなく、
賭博から生まれたものである。
ちょっと話は脱線するが、間抜けを意味する「ぼんくら」も丁半博打から生まれたものだ。
丁半博打では、
2つのサイコロ(賽)の目の合計が丁(偶数)と半(奇k数)のどちらかを予想して小判を賭けるが、その進行役でディーラ―にあたるのが「中盆・なかぼん」と「ツボ振り」だ。
中盆という言葉は大相撲の八百長ですっかり有名になり、
あたかも相撲の八百長を取り仕切る力士のことだと思われている
フシがあるが、これは賭博におけるディ―ラ―を指す。
丁半博打はバカラと同じで、丁と半に同額が張られるとは限らない。
その差額を計算し、だいたい同じようになるようにすり合わせをしたり、あるいは勝負が決まった後に「テラ銭」(胴元の取り分)を計算したりするのが「中盆」の仕事だが、いつの時代もノロマはいて、その計算を間違える。
つまり「中盆」の計算に「暗い」のが「ぼんくら」というわけだ。
ちなみに大相撲の八百長事件の際、中盆とされたとされた力士が
東西の支度部屋を行ったり来たりしていたことが報じられたが、
それはまさに諸々のことをすり合わせるための仕事をしていたという点では、中盆にふさわしいが、相撲でやってはいけなかた。
話を戻すと、カジノではほとんどの客が1日に膨大な数のゲームをするため、1回1回のハウスエッジは低くても、結果として雪だるま式にハウスの取り分が増える。
つづく
カジノゲーム 控除率(テラ銭)
クラップス(賭け方による)
0.184~1.414%
バカラ(プレイヤー) 1.17%
バカラ(バンカー) 2.36%
ヨーロピアンルーレット 2.36%
アメリカンルーレット 5.26%
丁半博打 5%
パチンコ・パチスロ
約8~15%
日本の公営競技(競馬など)
約25%
日本の宝くじ
約55%
上記がカジノゲームにおける「控除率」を一覧にしたものだが、見て頂ければ分かるように、それぞれ控除率が違う。
この控除率というのが、「ハウスエッジ・テラ銭」であり、カジノゲームはどれもかなり低い。
バカラなどは2%に満たないし、ルーレットにしても多くて5%程度に過ぎない。
つまり、カジノの儲けは薄利多売の構造によるものであり、それに比べて25%の「競馬」や55%という超ボッタクリの「宝くじ」がいかに高いかわかるだろう。
特に宝くじは、ギャンブルの中で参加者が最もソンをするもので、”愚か者の税金”とさえ呼ばれていることは御存じの通りだ。
ちなみに総務省が作成した
『宝くじ・公営競技・サッカーくじの実行還元率』には
「公営競技は、1日に複数レース行われており、
例えば3レース賭けると、その期待値は宝くじの当選金率を
下回る」と明記されている。
競馬ファンは肝に銘じるべきだろう。
つづき
礼儀がどんなに大切かあまり考えたことがなければ、ここでよく考えてみることだ。次の六つの心得を守れば、礼儀正しさの習慣を身につけることができる。
1,相手の話には熱心に耳を傾ける。退屈がったり、「わかっている」というような顔を見せない。
2,相手の話に口をはさまない。たとえ愚痴を聞かされても、言いたいことを言わせてやる。もし口をはさめば、自分の言葉は聞くに足らないのか、と取られる。
3,初対面の人の名前はすぐに覚えて、できるだけ使う。
4,もし相手の言い分が間違っていても、そっけなくやりこめるのはよくない。言いたいことがあれば、相手が話し終わってから、「私の意見はこれこれですが、もし間違っていたら、どうぞご指導ください」と申し出る。
5,自分のほうが偉いといった態度を見せない。話し相手にしろ友人にしろ、相手を見下げた様子を見せれば、相手の反感を買うだ けである。もしこちらが本当にすぐれていても、相手はそれを幸福のせいにして、決してこちらが偉いからだとは思わない。
6,自分の考えが間違っていれば素直にあやまる。
デール・カーネギー