私は来年(2027年)から四国の歩き遍路を催行しようと考えている。今は日々歩くトレーニングを実施している。

なぜ来年か?疑問が出る。実は前回(令和元年結願)四国遍路を自転車で結願をしている(区割り5回)。当時はアルバイトを併用していたので寝台特急で往復し、なか三日というタイトなスケジュールを組み特に連続するヒルクライムを楽しみに走ってきた。

というのもそれなりにしっかりとシミュレーションを取り入れたトレーニングをしていたので想定通りで特に辛いことは無かった。

 

歩き遍路も区割り(6回)で催行する予定だ。70歳になる今は無職なので、なか六日という日程を予定している。歩くのは結構つらい。ゆっくりと休みながらでは日程も時間も必要になる。それはそれで困らないのだが、やはりテンポよく楽しく歩きたいものだ。そのためには日々の鍛練は絶対に必要になる。

予定では一日平均35キロ程歩く、連続して6日が限界ではないかと想定している。

歩き遍路で足が痛いとか辛いとかは自慢にはならない。第一に修行が目的ではない。できればツアーバスや自家用車でサラッと遍路するのが望ましい。今度は歩き遍路?年よりの冷や水と言われないためもある。

 

その前に、今年の秋に計画していた日本海バイクツーリングは取り止め、プレ四国遍路を計画しようと考えている。手段は西国・坂東観音巡礼をノントラブルで働いてくれたクロスカブ(原付二種)を予定している。プレというのは別格札所(20ケ寺)をある程度参拝しておこうというものだ。自転車の時は無理だったのだが、歩き遍路でもコースから離れた寺院が多くある。約10ケ寺を目標にバイクで別格札所巡礼を実施する予定に変更した。

別格札所で特に難所と思われるのは、別格1番太山寺、別格3番慈眼寺、別格7番出石寺、別格13番仙龍寺、別格20番大瀧寺は、歩き遍路のコースから完全に外れてしまうので別途カバーが必要になる訳で、そこをプレ四国遍路で事前にカバーしておこうというものだ。ま、基本はバイクツーリングしたいというのが第一になるのだが、巡礼とか遍路というのは理由づけとして納得させることになる。

4日目は西播磨地区を参拝。後半はタイトな巡礼という感じにはならない。ぐるっと外周を回る感じになる。

 

札所26番一乗寺には午前8時30分に到着。駐車場係の職員がナンバーを見て声をかけてきた。どうもバイク愛好家のようで話が弾んだ。

 

純粋に観光目的。姫路城に9時40分に到着。バイクの駐車場は公園の地下にある。半分以上は中国系と欧米人。アメリカから来ていた5人組と一緒に歩いたのだが、彼女たちの心配事はトランプ関税でクリスマスプレゼントが無くなったらどうしよう。というものだった。

 

札所27番書写山圓教寺には11時40分に到着。そこからロープウェーで山頂へ。入口には「一隅を照らす」の石碑が。天台宗の開祖である最澄の言葉だ。個人的には一言書いてと言われたときに引用させてもらっている。境内で昼食を済ませる。一乗寺で千葉からバイクで来たという噂を聞いた、武蔵野市の参拝者が声をかけてきた。レンタカーで巡礼してこれから若狭湾に向かうとのこと。坂東と秩父の観音巡礼は結願したとのこと。いよいよ100観音だ。

 

これからは和田山(朝来市)に向けてゆるーっとツーリング。途中に天空の竹田城に寄りながら和田山で宿泊。千葉からの走行距離930キロ。

 

5日目は若狭湾を巡る。札所28番成相寺に10時20分に到着。駐車場から本堂までは少し歩く。ロープウェーの山頂駅側に山門があるので遠回りする感じになる。天橋立には今回で4度目だ。列車、自転車、車で、今回はバイク。宮津で昼食。

 

札所29番松尾寺には午後2時40分に到着。観光バスの団体巡礼者とは初めて遭遇した。西国観音巡礼もツアーバスがあるようだ。納経所では来院の手段を尋ねてきた。バイクですというと駐車料金を請求される。西国観音巡礼と四国遍路の違いは拝観料(入山料)と駐車料金の支出が多いことだ。四国では拝観料は無かったと思う。

 

この日は小浜市に宿泊する。途中、大飯町のコンビニでおにぎりを食べようとしたらトンビが手からむしり取ってしまった。見上げれば4羽のトンビが旋回していた。油断していた。

 

6日目は、結願寺へ向かう。三方五湖を走り敦賀から長浜、揖斐川町へと山道を走る。途中、同じクロスカブの地元ライダーと挨拶する。千葉から来たと言ったらカブなら問題ないと納得していた。

 

札所33番谷汲山華厳寺には10時40分に到着。実は納経帳には華厳寺の頁が3枚あった。御朱印は3つあり、過去、現在、未来を意味するという。ここだけ900円。結願!

 

関市で包丁を購入し、郡上八幡から国道256で山越え下呂温泉に向かう。その下呂の手前に、1800m程の和良金山トンネルに連続する4900m程のささゆりトンネルがある。これは長い。後続も対向車もないのでトンネルの騒音は全くない。閉所恐怖症になりそうだ。そのトンネル内でクロスカブ走行距離2万キロに到達。この日は下呂温泉に宿泊する。

 

7日目は、長野善光寺へ御礼参りとなる。旧道安房峠を走る予定だったが通行止めのようだ。初めての走破となる野麦峠経由で松本から長野へ。午後1時に善光寺に到着。昼食は蕎麦。この日は須坂市に宿泊して、8日目に帰宅となる。全走行距離2千百キロ。

 

バイク巡礼はコスパ的にやさしい。総額30万円プラスで結願した。御朱印が興福寺と京都清水寺を除いて5百円(計1万7千2百円)と値上がりしたのと、入山料と駐車料金は交通費(2千5百円)を上回った。それでもやはり燃料代が5千キロ走行して1万1千円というのはクロスカブの魅力といえる。

西国観音順礼の後半は2025年5月に参拝した。

千葉県の東部地区から関西方面へ向かうには東海道と中山道の二つの選択がある。都内を横断するのはロスタイムが大きい。前半は東海道を往復したので、後半は中山道を通ることにする。

第1日目は、利根川沿いの国道356で我孫子へ、田圃道(バイパス)を通り野田から春日部、国道4号バイパスから五霞・栗橋、国道125で熊谷そして高崎。横川で釜飯の昼食。長野の上田から下諏訪へ、塩尻で宿泊。

 

第2日目は、西国観音順礼で最初で最後の土砂降りの大雨。国道19で木曽から多治見へ。多治見から国道248で美濃加茂へ、国道21号線で岐阜・大垣から米原へ。関ヶ原で雨は止み、彦根で宿泊。走行距離630キロ。

 

第3日目は、札所30番竹生島宝巌寺。オーミマリンの定期船で9時40分に到着。前回、長命寺で1割引きクーポンを受け取り350円安くなった。日曜日だったこともあり、桟橋も境内も混雑している。琵琶湖は船でゆったりと楽しむのがよい。

これから琵琶湖南岸の周回コースを大津に向かう。バイクツーリング中はヤエーサインを出しっぱなし、右手だけでハンドルを握る時間がほとんどであった。後続車のドライバーはどう見たのかは知る由もない。

京都から亀岡、そして例の国道372のツーリング最適ルートを加東市へ。彦根から加東市まではコンビニ昼食や休憩を入れて5時間であった。ここまでの走行距離は千葉から820キロ。