午前4時40分には日の出となる。朝は早くなっているが6時過ぎの起床時間は変わらない。それでも5時半過ぎに目覚めると「チョットコーイ」とコジュケイが騒いでいた。近くの休耕地を縄張りとしているいつものやつだ。正確には確認できないが、私にとっては今年初のコジュケイの鳴き声であった。自宅の窓を一部開けて意識しないと外部の音がほとんど入ってこないのでホトトギスの初鳴きを昨年は聞き逃している。この季節、一週間程度は自宅周辺に留まって「トッキョキョカキョク」を連発する。九十九里の砂浜はハマスゲ、ハマヒルガオ、マツヨイグサが繁っていてひと気のない所でヒバリが「ピーチクパーチク」喚いている。

 

田植えでしばらく海岸へいっていなかった。昨日は心地よい南風(海風)に誘われて九十九里の自転車道にウォーキングと決め込んだ。約7キロの道のりを1時間半プラスで歩く。昼過ぎは引き潮であったこともあり波打ち際には多くの自動車が停車して浜遊びをしている。はっきり言って信じられない!車の下まわりが錆び錆になるのを気にしないのならいいが多分そんな認識はないだろう。直ぐに真水で洗浄するにしても海水の実力を全く知らない人たちだ。

 

自転車道の傍に、トベラ(常緑樹)が白い花を咲かせて芳香を放っていた。唱歌にあるウノハナとは違うが夏が来た。乾燥した南風、青い空、青い海、乾いた砂、ハマヒルガオが咲いている。九十九里浜の今は快適だ。

昨日は未明から日没まで猛烈な南風であった。嵐とまではいかないがバイクが横風に煽られると1m以上はスライドした。関東では真夏日になったというニュースも流れてきた。気温が上昇するとトレッキングも汗ばんでくる。呼吸も幾分増してくる。基本的に暑さにはまだまだ慣れていないので少しの息苦しさを感じる。

 

4月中旬から断続的に雨が降ったので、乾燥していた畑は雑草が伸び出し緑色が目立ってきている。今日は草取りとミニトマトとパセリの定植を計画している。パセリは問題ないがミニトマトは猛烈な風雨がきたら融けてしまうだろう。すでにナスとししとうは葉が無くなってしまった。20株程定植したトウモロコシも4株は消えてしまった。別に出荷する訳ではない。露地栽培のテスト栽培であって、基本は畑を耕作放棄地にしないためのパフォーマンスでしかない。ただこの季節の風雨は定着しているので、来年からの対策を考えておかなければならない。基本は大型連休後に定植するのが今のところの策になるだろう。

 

春は素早く去り炎陽の夏に至る。暦の上では立夏(八八夜)なのだが、もはや夏至(げし)のような気温上昇といっていいだろう。以前なら六月の衣替えが季語であったが一か月早い衣替えとなってしまった。「春過ぎて夏来たるらし白妙の衣干したり天の香具山」

 

季節が早まり木々は色濃くなったのだが我が家のボタンは今年は空振りの様相を示している。海洋性気候から大陸型気候へと変化している日本。大陸はどんな変化をしているのか想像するだけでウンザリする。

昨日も例によって東庄県民の森にトレッキングに行くと久々にコゲラの「トントントン」というノックするようなドラミング音が聞こえた。東庄県民の森一帯を縄張りにしていると思うが全く偶然で10年ほど通っているが、鳴き声は聞いていたけれどドラミングを聞いたのでコゲラだと確信をもった。とはいっても新緑に覆われているので双眼鏡で確認できたわけではない。いつかは確認するチャンスはくるだろう。

東庄県民の森は標高が50m程度なので、都市部に生息する野鳥と同種類はいる。頂点はオオタカになる。

 

例年のことだが田植えのころになると嵐に近い強風が吹く。自転車でトレーニングしていたころは、この風を利用して向い風に対する苦手意識を解消していた。今年はハウスでの野菜栽培を止めて露地野菜に切り替えたのだが、この雨風で完全に生育が止まっている状態だ。根は張っているので問題ないが、露地野菜にとってしばらくは辛抱といったところのようだ。