「春眠暁を覚えず」風も穏やかで日差しも暖かくなってきた。そろそろ畑の準備をしなければと思う。例年は自家消費の夏野菜だけをメインに作付してきた。10坪ほどの2棟の温室(ハウス)でスイカ・トマト・メロン・ナス・ししとう・オクラといった純粋に夏野菜だけを扱ってきた。例年は1月頃からスコップで丁寧に30センチほど深さで天地返しをし、燻炭(モミ柄の炭)を混ぜて定植床を完成させるのだが、今年は温室のポリを外して1年ほど雨水にさらしてみようと考えている。ここ10年は雨水にさらしてないので、連作障害をボチボチ感じるようになったからだ。何しろ無施肥料で投入したのは燻炭だけという微生物まかせの栽培方法であったので致し方ない。

夏野菜のトマトやスイカには肥料や散水は全く必要ない。散水すると病弱になり味がおちる。水が必要なのはナスとししとうだけだ。必要なのは太陽光と乾燥したふわふわな柔らかい土壌で十分。メロンは高温障害で甘みが落ちている。梅雨明けが6月下旬ころと早くなったのが原因だ。病害虫対策はハウスの一角でミントを栽培しマルチは絶対に敷かない。薬剤散布は一切しない。スイカがアブラムシの被害にあっても、放置しておけば復活し遅くても7月の下旬には収穫できる。経済作物ではないからできることだ。あくまで自家消費を目的にしている。農薬を否定している訳ではない、使用すれば連日散布作業を繰り返すことになる。継続しなければ効果はでない、面倒なのでそこまでするつもりはない。上記の作物はオクラを除いて、ハウス栽培が必修となる。路地栽培をするならスーパーで購入した方がはるかにうまい

さてハウスの中を掃除して、今月中には古くなったポリを剥がしにかかるとする。外での作業も楽な気温になってくる。農作業は1日30分、機械を使っても半日、無理はしない。

昨日の読売新聞一面「交通違反取り消し2700件」

またやらかした!警察の不祥事だ。神奈川県の小田原厚木道路周辺を管轄とする交機なので千葉県には関係ない。隠ぺいしなかったのは一歩前進とはいっても、不正取締りによって免停とか免取になって生活に支障が生じたドライバーも多々あるのではないか。生活にかかわる補償はない。民事で・・・立証と時間と費用が大きな壁となる。一方で警察官にとっては能力以上の業務が招いた悲劇なのかも知れない。バイクで昨年11月、東京湾フェリーを利用して神奈川県内の観音巡礼をしたとき、厚木から伊勢原に向かう閑散とした道路でパトカーに10分程追尾されたことがある。県外ナンバーなので仕方ない。

昨今のドライバーの技能レベルを考えると、バイクにとってドラレコの前後装着とプロテクターの装着は専守防衛ということになる。特にドラレコは不正取締りにも有効であることが分かった。30年前に駐車違反をして以降、幸いにして無傷の私だが、明日はわが身の(不正)交通取り締まりに注意喚起を怠ってはならない。ということだ。

移動の手段としてクロスカブ110(原付2種)を利用している。離職する前は自転車販売店に勤務していたこともあり、とあるニースがあったのでこの事件について触れてみたい。

東村山のバイクショップの経営者が逮捕された。客のバイクを無断で売却した。被疑者は事実と認めている。被害総額はおよそ5千万円に及ぶとの報道であった。

代金を受け取りながら商品を渡さないのは詐欺に問われる。リアル店舗の看板を出しているのだから、客に落ち度は全くない。バイク業界の経営が厳しいのは承知している。趣味性の強い自動二輪は基本的に需要が激減している。

コロナ禍で一時的に売り上げが伸び規模拡大に舵を切ったリアル店舗は今まさに四苦八苦の八方塞がりであろう。

だからと言って犯罪行為は許されない。被害総額5千万円という金額を検証してみたい。逮捕のきっかけとなった120万円相当のバイクで計算してみる。第一の被害者は所有者となる。第二の被害者は業者オークションで仕入れた販売店である、第三の被害者はその販売店から購入したユーザーとなる。第二第三は想定の話だ。民事上は不当利得行為となる。したがって第一の被害者にバイクは返還される。第二、第三の被害者はまる損となる。第三の被害者は第二の販売店に返金を求める。第二の販売店は逮捕されたバイクショップの経営者に返金を求める。合計5回の損失が発生することになる。総額は600万円となる。

この場合、第二は第三へ返金し重複した被害者となる。同業者の負のスパイラルだ。そもそもお客のバイクを勝手に販売してしまうという行為が存在してはならない。モラルの欠如も甚だしい。

そうなると逮捕されたバイクショップの店長が取得した金額は1000万円にも満たない。運転資金に行き詰まり銀行融資が無理ならば廃業を選択する勇気が必要だ。刑務所から立ち直るよりハードルは低い。

七転八倒、失敗は成功の元、芸は身を資(たすく)、日々の苦労を水泡としないために撤退する勇気も大事だ。