東庄県民の森の東側に位置する「八丁堰(夏目の堰)」では北帰行のために数多のマガモたちがスタンバイしている。いまは南から飛来する水鳥の休憩地というところだ。そのマガモの中でオスだけの集団がいた。ペアとなるメスを探している若鶏の一群だ。繁殖地に到着する前に相手を見つける。この地に飛来してくる別の群れのメスを待っている。一般に鳥のつがいは一生涯といわれている。カモの大きさで5~6年、カラスで8年ほどの寿命といわれている。
繁殖地まで無事にたどり着くためには群れの大きさが必修となる。九十九里浜を休憩地としたハシビロカモの北帰行も先週の土曜日にはしんがりとなる群れが飛来していた。30羽ほどの群が3カ所に見られた。そのうちの一群には10数羽のカラスがスタンバイをしていた。力尽き飛べなくなったカモが息絶えるのを待っているのだ。しんがりを務める小さな群れのその後は猛禽類が待っている。自然の摂理だ。