3月に入るといよいよ稲作のスタートとなる。今月の1日に種籾を水に浸し加温を始めた。昨日に一気に発芽を確認。来週の日曜日に苗箱に播種をするので、しばし水から取り出し水切りをする。こうしなければモヤシになってしまうので、1週間ほど生育をストップさせる。その後、苗箱への給水を半日かけて作業した。

春が短くなった日本は、海洋性気候から大陸性気候へと変化したように感じる。当然、秋も短い。春を告げる草花も固い花芽が萌えている。

 

佐世保を基地とする海兵隊の揚陸艦「トリポリ」が、中東へ向けた作戦行動に移行した。全通型でF35Bライトニングを搭載する45000tクラスの大型艦だ。

その他LSD(ドック型揚陸艦)2隻に、護衛艦がセットで作戦する。また沖縄に駐留する第31海兵遠征隊2500人も作戦に投入される。

沖縄の海兵隊は東アジア・中東までを展開する部隊なので、イラン戦争での地上軍派遣となれば前方展開を担うのは必然だ。当然、東アジアの軍事バランスに穴が開くのでハワイもしくは本土から補充の部隊がくる。これらは軍隊にとっては何ら問題のないことだ。

この作戦だが、開戦当初は地上部隊は派遣しないといっていたトランプ政権の右往左往が浮き彫りになった。これではどんなに強靭な軍隊でも指揮に動揺がでるのは確実だ。何をするのかどんな任務をするのか、まだ決まってない。ホルムズ海峡を制圧するには部隊があまりにも貧弱だ。

 

私は2000年を前後してイランを歩いてきた。アフガンにも足を踏み入れた。ホルムズ海峡を望むバンダルアッパースと対岸のケシュム島にも行っている。対岸のオマーンからも見ている。この地に地上軍を投入するのは、月や火星に軍隊を投入するようなものだ。4月以降は高温多湿で昼の経済活動は全て休止している地域だ。無理無理。

まだ風は寒いが日差しはだいぶ暖かくなってきた。昨日の日の出は5時50分、日の入りは5時44分。20日の春分の日は天の黄道(太陽や惑星の軌道)と天の赤道との交点をさしている。今年は日本標準時(東経135)12:06となる。春分点ともいう。年によって前後するのは天体の動きが主役となっているからだ。

古代ゾロアスター教(2500年以前)はこの春分点が一年のスタートとして暦が作られていた。われわれが使用しているユリウス日とは違い、天体の動きをカレンダーとしていた。理にかなっている。現在もイランやアフガニスタンの東方イスラム圏では、春分点がお正月となり祝日でもある。

 

さて、畑を耕(たがや)し畝(うね)を立てジャガイモの種を植えようとしている。手持ちのジャガイモが少し芽を出し始めた。たった3個だが、これを4等分して12株程の作付を予定している。春分の日が過ぎれば定植したい。ジャガイモの切り口には、焼却灰をまぶせば腐敗防止となる。

 

畑の草刈りの話だ。草の長けは30Cm位になっていた。トラクターにハンマーナイフ方式の機器を取り付けて草を刈る。根元まで刈るだけで掘り起こしはしない。あとは必要な分だけ管理機で耕(こう)うんし畝(うね)を立てるだけだ。畑に行くと、すでにつがいのムクドリがヌレデ(ウルシ科)の木にとまり待っていた。トラクターの音が聞こえると次にやってくるのがハクセキレイだ。ハクセキレイは縄張り争いが忙しくて、別のハクセキレイがくるとすぐに喧嘩が始まる。鏡に映る自分の姿にも喧嘩を仕掛ける。次にコサギ(しらさぎ)だ。最後の大御所はアオサギがくる。耕うんをすれば土中の虫を狙えるが、表面の草だけを刈るので虫はまだいない。5分もしないうちに「しらー」としていなくなってしまった。

今年はハウス栽培をしないので、少し露地栽培に力をいれてみようとの思いはあるのだが。

 

トランプ大統領がホルムズ海峡への艦船派遣を期待するとメッセージを出した。いよいよ戦争の目的が手詰まりとなったようだ。イラン戦争に新たな展開があるかも知れない。

一つは戦線の拡大だ。アメリカのキリスト教福音派とユダヤ教がリアルに追及している終末戦争(ハルマゲドン)への期待感がある。宗教的理解力の無い日本人には全く想像もできないが、アメリカとイスラエルだけが地球上に存続できるというものだ。

もう一つは転戦だろう。単純にエイリアンに対抗する地球防衛軍みたいな構想だ。つまり「すり替え」ということになる。いずれにしても地球上で存続できるのは、アメリカとイスラエルというポイントは外していない。

SFの世界を彷徨(さまよ)っている、トランプ政権との距離感を考えておかねばならない。仮に日本が参加するにも、停戦が条件であることだけは明確に表明する必要がある。

いよいよガソリンが185円となった。1日で30円の値上げだ。次週には250円も見えてきた。情況はどちらにも好転する気配はない。イラン戦争はさらに不確実性となった。戦争継続ではない平和への道を探りたい。イラン戦争の停止はフレンドリーファイヤーが第一の案。とにかくトランプ大統領に鈴をつける。

 

1、 現在、アメリカの政権内部に意見対立があるとロイターが報じていた。G7の各首脳陣が共同で即刻攻撃停止の意見表明をする。タイミングとしては今しかない。それで、アメリカ政権内部での攻撃停止の意見をバックアップするというものだ。とりあえず攻撃停止に関する条件は提示しないで一方的に発表すれば事態は急変する。

 

2、 各国首脳が尻込みするなら、アメリカの政権内部へのロビー活動を秘密裏に実行する。政権内部の停止意見にG7(の官僚)が積極的に接触をはかる。上記と同じバックアップとなる。

 

3、 アメリカへのアクションができないとなれば、G7は無力であると崩壊宣言を発信する。全首脳がアメリカを軸とした世界秩序のありかたから離脱する。群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)宣言だ。

 

それでも戦争を継続するというなら勝手にしろ。すでに800億ドル(約13兆円)を消耗している。補給艦がコンボイするにも消耗できる弾薬は底をついている。現実に更なる作戦継続は、地上軍の派遣による長期戦しか道は無い。

 

さて、いよいよ断食月(ラマザン)が終了した。イランは対イラク戦争の時も兵士であっても断食は実行していたという。あの時と同じように食べるのは「ナン」と「チーズ」と「紅茶」だけの食生活に戻る。肥満はいなくなるだろう。攻めではなく守る戦場だ、長期戦となれば攻める側が不利になる。それだけのことだ。

 

次にイラン戦争について書くときは「停戦の条件」と、政権転覆から核の排除へと目的が変更になった「イランの核開発」について触れてみたい。