これはフィクションです。

不倶戴天(ふぐたいてん)の敵であるP国と戦争をはじめたT大王だが、膠着状態の泥沼から抜け出せなくハラム(王の居住域)もギスギスしてきた。

M王妃:「あら?このアロマ。十里アナのお立ち台でブリブリいわせていたころの謝寝(しゃねる)の五番街」

執事:「M王妃様、それは狐国からの朝貢でございます」

M王妃:「狐國は猛者(もさ)ドと同じで野蛮ね」

T大王:「M王妃よ、今夜はこのアロマでぐっすりと眠れそうだ」

M王妃:「T大王様、このアロマは初夜の寝室でお使いになるもの。私どもには今更必要ないのでは」

T大王:「これはマリ淋(りん)が愛用していた、あの偉大な時代のアロマだ」

 

翌朝

執事:「T大王様、おはようございます。よく眠れましたか」

T大王:「あれからM王妃の事情聴取に詰められてな。いろいろあってモンローは偉大であったと収めることができた」

全大臣(-1):「T大王様、おっしゃるとおり、モンローは偉大でございます」

T大王:「そこで、モンロー主義に戻ろうと思うのだが」

全大臣(-1):「T大王様、それはすばらしいお考えでございます」

T大王:「だが、その前にP国との戦争を終わらせたいのだ、ディールが無いかと考えた」

全大臣(-1):「T大王様は、いつも聡明なお考えですから全力でサポートいたします」

T大王:「なんてことはない。P国にボコボコにやられる空母を一隻調達してくれ。クズどものめんつも立つだろうし、わしも空母がボコボコにやられるのを観たい」

執事:「T大王様、ではズルの狐国が帰国する前に呼び出しましょう」

T大王:「そうしてくれ、わしは会いたくない」

全大臣(-1):「T大王様、承知しました。では我々が狐国に生贄の空母を差し出すように手配します。地球上の類人猿が賞賛するでしょう」

続編へ

これはフィクションです。

不倶戴天(ふぐたいてん)の敵であるP国と戦争をはじめたT大王だが、膠着状態の泥沼から抜け出せなく眠れない日々が続いていた。

T大王:「おい、ズル狐国にはノーヘルぴんふ賞の推薦が先だと言っておけ、勝利宣言はその先だ」

全大臣:「おっしゃるとおり、狐国はズルが文化ですから順番は守るように言ってあります」

T大王:「これからは嬉しい話を持ってこなければ謁見(えっけん)は許さん」

執事:「ごもっともでございます。では朝貢(ちょうこう)もお断りしましょう」

T大王:「いや、朝貢(ちょうこう)は受け取っておけ」

執事:「あのズルがもう一度ご拝聴(はいちょう)を承りたいと」

T大王:「何を聞きたいのだ」

S宰相:「T大王様に内緒で直接お渡ししたいものがございます」

T大王:「それはヤバい物か」

S宰相:「いえ若い時を思い出すエッセンスでございます」

T大王:「おお!これはイランイランではないか。一戦を交えた後はよく眠れた。カリブ海の夜を思い出す。」

S宰相:「お気に召して何よりでございます」

執事:「・・・これヤバイやつじゃないか。あの狐どっからEファイルを抜き取った」

これはフィクションです。

不倶戴天(ふぐたいてん)の敵であるP国と戦争をはじめたT大王だが、膠着状態となりつつある戦況にいら立っていた。

T大王:「どうしてクズどもは降伏しないのだ」

全大臣:「おっしゃるとおり相手はクズですから」

執事:「T大王様、極東のズル狐國からS宰相が謁見(えっけん)を申入れています」

S宰相:「T大王様、本日は朝貢(ちょうこう)に参りました」

T大王:「ズルの狐国よ、わしは機嫌が悪い。喜ばしい話を持ってきたのだろうな」

S宰相:「はい、きっと喜んでくださいます」

T大王:「では聞かせてくれ」

S宰相:「T大王様、この度の戦争はT大王様の勝利でございます」

T大王:「どうしてだ」

S宰相:「負けたのは、P国民です」

T大王:「どうして、わけが分からん」

S宰相:「T大王様は、P国民が勝利するために戦争をはじめました。しかし、P国民は妖怪たちが逃げたのに立ち上がらなかったクズです。ですから負けたのはP国民ということになります」

T大王:「するとP国民がクズだから戦争が膠着しているのか」

S宰相:「そのとおりでございます。ここでT大王様が戦争に勝利したと宣言すれば、いら立ちは解消されるでしょう」

T大王:「わしが勝利したと、領民たちは納得するかな」

S宰相:「それは地球上の類人猿がT大王様を賞賛することでしょう」

T大王:「では、ノーヘルぴんふ賞の推薦者を引き受けてくれ」

S宰相:「お安い御用でございます。では狐国も函船(かんせん)を派遣させてもらいます」

T大王:「お前もズルよのう」