手術が終わり、目が覚めた時には
あの辛かった吐き気は治まっており
不安な顔をした、母と旦那がそこにいた。
お腹減った
と第一声に言った言葉に笑ってた気がする
夕方には帰宅出来ると言われ、帰宅し
手術頑張ったお祝い、と美味しいものを買いに
旦那が買い物に出ようとしたその時
旦那の携帯が鳴り、そこで告げられたのは
お父さんが亡くなった連絡だった。
旦那のお父さんは、ちょうど3週間前に
膵臓癌が見つかったとこだった…。
旦那には、赤ちゃんとお父さんを同じ日に失う衝撃が大きかったと思う。
私の赤ちゃんが天国に行った日と
旦那のお父さんが天国に行った日が
同じ日であること
何か意味があるんじゃないかと、
でも深くは考えない様にと
7月22日 この日を忘れないと、心に思った。
話はそれたが、2週間後、掻き出した細胞が、良性か悪性かの結果待ちではあったから、不安を残したままの検診だった。
結果は、良性
「ただ、癌細胞ではあるので、もう一回掻き出す手術をしてもらうのと、経過を見ていかないといけない病気なので、1年間妊娠は出来ないです」
え?
もう一回手術?
え?
妊娠1年間出来ない???
私はその時33歳。
1年妊娠出来ないって、私34歳じゃない?
赤ちゃんってそんなに簡単に出来たっけ?
順調に進んで、最短で妊娠出来ても
10ヶ月10日…私、35歳だ…。
世間で言う高齢出産…。
赤ちゃんを失う痛みを乗り越える前に
新しい衝撃が襲ってきたと思った。
薬でどうこうの話じゃないし、
治療が出来る話でもない。
そもそも、私に突きつけられた1つの未来だった
35歳まで赤ちゃんには出会えない。
そして、その35歳まで癌細胞が再発しない不安がつきまとうという未来が決まった瞬間だった。