今、目の前に、生後1ヶ月の赤ちゃんが寝息を立てて寝てる。

毎日必ず思うことがある。

本当にここまでこれて良かった。と…

2年前…夏
妊娠検査薬で陽性が出て、産婦人科で胎嚢を確認出来た時には、私、お母さんになるんだ!と有頂天だった気がする。
仕事もそこそこ満足する位働いたし、ここで、辞めどきかー!なんて。

1週間後ルンルンで心拍確認に行った
そこで、先生に言われたのは
「正常に妊娠出来てないから、これから大きい病院に診てもらってください」

瞬きするのを忘れる位、何を言われたのか、
何が私に起きたのか、頭が真っ白になったこと
震えが止まらなかったこと、
今でも鮮明に覚えている。
ただ、どんな思いで、病院まで行ったとかは覚えてない。気付いたら大きい病院の診察室。

「赤ちゃんが確認出来ない」
診察台で涙が溢れて来てた

今だから言えるけど、すごく患者さんの気持ちにに寄り添ってくれた病院だったと思う。
だから、その後言われたのは、
「あと1週間待って見ますか?」

先生達はベテラン。
もう、ダメなのはきっとわかってたのに、
私が受け入れる時間を与えてくれたんだと
あとになって、気付いた。

私は1週間の可能性を
でも、どこかで諦める覚悟も隣り合わせで
家に帰った。
でも、現実は甘くなく、容赦なく体調不良が襲って来た。

トイレから出てこれなくなるほどの嘔吐 
何も食べれず胃液を吐き続ける1週間
体重もグングン落ち、脱水症状手前まで吐き続けた。

つわりなんじゃないか!
なんて、期待したけど、
今は便利。
ネットで色んな事がわかる時代

胞状奇胎    の文字
激しい嘔吐をひきおこす

嫌な予感しかもうなかった。

1週間後、先生から言われたのはそう。
「胞状奇胎の可能性があります」

覚悟もしてたし、わかってたけど、
赤ちゃんはいないんだ、という現実を…
心にナイフが刺さるかの様に痛かった…

胞状奇胎の説明をされ、
赤ちゃんの癌だと思って欲しいと。
癌細胞がお腹にあると。
掻き出さないと、癌にむしばまれてしまうと。

数日後に手術の予定を入れられ帰宅した。

泣きたい気持ちと、激しい嘔吐と、
ぐちゃぐちゃな気持ちだった

泣きながら吐き続けた

でも、手術前日。
私が思ったのは、こんなに苦しいなら
早く掻き出して欲しいと…。

手術日
激しい嘔吐のおかげで、手術を耐えられる体力が無く、緊急で点滴を開始することになった…
もう、意識なんて、泣く涙なんて、悲しむ心すら無くなってた