ダメで仕方ない

ずっと妊娠中、それしか頭になかった

心拍確認が出来た時、涙が出た。
動き回る胎児を見て、胸があつくなった。
胎動を感じて、本当にお腹にいるんだと思った。

でも、産まれるまで、本当じゃない。
いつダメになるかわからない。

ずっとずっとそんなだった。

マタニティハイにも、ならず、
胎動を感じて可愛いなんて思えなくて
ダメになる覚悟だけ、心に用意してた。


だから、陣痛が怖いとか、出産が怖いとか、
そういう感情は一切産まれなかった。
私に産まれたのは

陣痛までたどり着けたなら、絶対産んでやる。
なんとしてでも産んでやる。

そんな覚悟だった。。




27年1月12日
陣痛から6時間で、元気な男の子と対面した。


出てきた赤ちゃんにかけた言葉は

ごめんね、ごめんね、ずっと苦しかったよね

だった…。



ここまで、頑張ってお腹で生きてくれてたのに
私は不安ばっかりで、胎動感じてても
話しかけてあげることすら出来なくて
お腹にいる時から愛情を持ってあげれなくて…


そんな思いからとっさに、出た言葉だった。

元気な産声を聞いて、涙が出ないわけがない
嬉しかった。
本当に嬉しかった。
35歳高齢出産だったけど、6時間という安産で産めたこと

胞状奇胎から2年
奇跡でしかなかった。