テクノボイジャーとゼロテスターを

ならべてみた。

 

 

テクノボイジャーは1982年放送、

ゼロテスターは1973年放送の

SFアニメ。

 

一見関係なさそうに思えますが、

どちらもかの有名なサンダーバードに

多大な影響を受けて作られた作品。

 

ゼロテスターは

和製サンダーバードを目指して製作、

テクノボイジャーは

当初はサンダーバードのリメイク

として企画がスタートしました。

 

 

レスキュー要素を含む物語展開、

用途に応じた多彩なサポートメカ群、

主役機の三機合体システム…

など類似点が多く、

ある意味兄弟的な作品だと

個人的には思っています。

 

 

このテクノボイジャーは、

グッドスマイルカンパニーの

MODEROIDシリーズで

昨年発売されたプラモデル。

 

MODEROIDシリーズって、

時々マニアックな作品が

ラインナップがされるんですが、

このテクノボイジャーも然り。

 

 

テクノボイジャーって、

放送当時オモチャやプラモが

一つも発売されなくて。

カタログでは発売予告があったので、

子供心にすごく残念だったんです。

 

だからこれが発売された時は、

すごくビックリ&嬉しさマックス!

僕と同じように、

長年の思いが成就した人も

多いんじゃないでしょうか。

 

 

こちらのゼロテスターは、

以前のブログにも

登場したことがありますが、

バンダイ製のプラモデルで

旧キットの再販版。

 

 

当時物の古いキットですけど、
プロポーションはいいし
3機合体分離も完全再現の優れモノ。
成形色もいい感じに色分けされていて、
コクピットの中を少し塗っただけで
スーパーミニプラのような完成度です。

 

 

ゼロテスターが、

あわせ目を消して

コクピットを塗装しただけの

ほぼ素組みなので、

テクノボイジャーも

シールを貼っただけの素組みで。

2機ともほんのりオモチャ感があって

いいカンジです。

 

 

ダブルで3機分離!

こうやってみると

やっぱりコンセプトが似てる。

しかし、

サンダーバードの影響を受けた割には

本家は合体分離ギミックは

ないんですよね。

2号はコンテナが分離するけど、

合体メカってカンジじゃないし。

 

 

他の海外作品でも

あんまり合体メカって見ないし…

メカの合体分離システムって

日本独自の感性かも知れません。

 

そうそう。

ゼロテスターと

テクノボイジャーといえば、

去年こんな嬉しいものが

発売されまして…

 

 

越智一裕さんの画集

スーパーロボット&ヒーロー

ARTWORK2…!

 

越智さんのイラストが大好きで

1も当然持ってるんですけど、

1には入ってなかった

ゼロテスターとテクノボイジャーが…

 

 

今回は収録されてて

チョーうれしい!!

 

越智さんのイラストって、

原作に対するリスペクトが

ひしひしと伝わってきて、

当時の画風を踏襲しながら

現代的なクオリティに

ブラッシュアップする

テクニックが絶妙なんですよね。

 

この調子で、

ザ・ウルトラマンを収録した第3弾も

ぜひよろしくお願いします(切望)。

 

 

最後に、

越智さんの写真集と一緒にパチリ。

 

SFメカアクションが

主流でなくなって久しいですが、

SFメカが大活躍するアニメを

また観たいと思っている

今日この頃です。