監督 野村芳太郎
渡瀬恒彦 十朱幸代 中野良子
昭、邦江、娘の3人家族、父の教育が厳しい。
娘が外で遊んで帰り
ある日、破傷風菌に侵されて入院する。
病状が酷くなり、看病にも疲れていく二人。
それでも娘だけを愛し続ける覚悟で
看病の末、回復していき一命をとりとめる。
死亡率が高く、明確な治療法もない。
病気と闘う姿、看病する両親、
精神的に追い詰められてく邦江、
看病に向かえなくなる、自分の娘の姿の
苦しむ姿をこれ以上見たくない。
それでも救いたいとやれることをやる。
自分達も感染してるかもしれないという
不安と恐怖の中でそれでもいきていく意味。
少しの気も許せない状況の中での
それ以上の出来事、一緒に入院してる
子供の遊び声など、全てがストレスの中。
症状が良くなったら3人で出かける約束。
最後の、回復した時の娘のわがまま、
昭が走ってジュースを買いに行く姿
中身から苦しさ以上の嬉しさを感じて
泣けた。