やさしい目 | ゆうま。と卵巣がん

ゆうま。と卵巣がん

2011年秋、まさかの卵巣がん発覚。
その後もW骨折や過換気に見舞われ、なかなか気が休まりません。
しかしやらなくちゃいけない事まだいっぱいある。
だから負けられないです。

この大きい山を乗り越えたら、自分のもといた場所にきっと戻れる。

“ みんな待っているからね、しっかり頑張っておいで ”

そしてその場所へ戻ってきた。
なのに何だろう、このしっくりこない感は。
私が変わったのか、まわりが変わったのか。

あなたは言っていた。

この場所で私は信念をもち、生きてきた。
だからこうして帰ってきた。
求められていたのは自分じゃなく、都合よい経営資源か。

まだ終わってはならない。
ふさわしい場所はきっとある。

        
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ねぶた祭りが佳境にさしかかった、暑い日のこと。

背丈は165cmのゆうまとおそらく変わらないか、あるいはもっと
高かったか。
その足元には今夏流行のスリッポン、それもリバティ柄。
やわらかなスカーフをまとい、さっそうと運転席へ乗りこむあなたの
隣で、なぜだか予想外にドキドキしてしまう。

『 ゆみさんがさ、ゆうまさんはゆっくり話す人だからね~って。
だからいつものペースで喋っちゃだめだよ。
何言ってるかわからないからね~って(笑) 』

えぇ、そんなことない。
わかりますよ、半分くらい(笑)

いや、いいでしょ。
こうしていることが心地いい。
それでいい。

『 心配なんだ・・会いたいよ 』
つながりある仲間たちの名前がでてくる。
遠く北の地から、ずっとずっとみんなのことを心配していた。

ピグとおんなじ、やさしい目。
少なくともそこにいるあなたは、ヘタレなんかじゃなかった。

あなたが戻りたかった場所とはちがうけれど
私たちに大切だったものを、あなたはそそいでくれました。

きのうの夜、春さんとお庭でばったり会って、やっぱり泣いてしまった。
寂しくてふらっとあなたのお庭にも行ってしまった。
ヘタレはまちがいなく私かな。

痛いとか、苦しいとか、割り切れないこととか、そんなことは全部ここに置いていって。

ありがとう。

安らかに。