飛行機を乗り継ぎ絶景と絶品料理に出会う | 見えない世界の真実が此処に®

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飛行機を乗り継ぎ、夜の函館空港に着陸した。

 

長時間の移動というのはやはり疲れる。今朝はローカル線の特急電車に1時間揺られ、その後、仕事をこなしながらレンタカーで4時間移動し、地方の空港に辿り着き、羽田空港に飛んだ。さらに羽田空港で乗り継いでの函館空港だった。羽田空港では着陸が遅れた為、地上係員さんに案内されながら、羽田空港国内線で人混みをかき分け走るという経験を初めてした。とにかく色々大変な一日だった。飛行機を2便乗り継ぎ、夜の函館空港に着陸し、さらにレンタカーを借り、やっと宿泊先であるホテルに着いた時には、21時を回っていた。こんなスケジュールが私は月に数回ある。ほとんどが毎日飛行機に乗るか新幹線に乗るか。レンタカーで移動するか。そんな毎日。それでも当優愛シックスセンスの代表の方が私よりも忙しく動かれているのだからその体力や精神力の凄さに感服してしまう。

 

やっと辿り着いたホテルのチェックインをする間、陸酔いがしていた。長時間移動した後だと誰もが経験する事かもしれない。船や飛行機やバスや船に長時間揺られた後、揺れていない動いていない陸に上がると、なぜか揺れているという風に感じる症状のことだ。

 

チェックインの手続きをする間、身体の疲れ具合や体調を考えると、私は夕食を取る為の外出も、コンビニに水を買いに行く事も諦めた。何度か宿泊したホテルなので、温泉が良いのは分かっているし、朝食も記憶する限り良かったと思った。フロント係の人に翌朝は6時から朝食会場が開くことも確認した。

 

部屋に入ると、異常な寒さだった。すぐにアップルウォッチで函館市の気温を確認すると13度だった。でもなぜかエアコンは冷房になっており、大きなホテルでは良くある事で集中管理になっているに違いなかった。私はエアコンのスイッチを切って、急いで温泉に行く準備をした。出張族あるあるでほとんどの出張族の習慣だと思うけれど、私も同じで部屋に入るとすぐにスーツケースを開き、洗面用具や充電の為のコンセントなどを都合の良い場所に配置し、より快適に過ごせるように準備していく。ジャケットをハンガーにかけ、タオルなどの備品がちゃんとあるかなどを確認する。また窓が空くのかなども確認していく。

今日のこの函館市のホテルも、どうやら窓が開くような形状になっている事に気づいて窓を開けた。もしかしたら、外の風の方が暖かいのか?と思うほど、チェックイン直後の部屋は寒かったからだ。

 

窓は2つあり、1つ目の窓は綺麗に開いた。そしてやはり外の風の方が心地良い暖かさ?が一瞬あった。いま部屋の温度は何度だよ!と思わず愚痴った。そして二つ目の窓を開けると、なぜか正常な角度では開かず明らかに壊れた。なんじゃこりゃ〜と、心の中でもちろん叫んだ。焦ってフロントに電話をするとすぐに係の人がやって来て、窓の修理を慣れたてつきでやってくれた。どうやら良くあることなのかもしれなかった。

そして、客室係のその男性は、寒いですよね?ファンヒーター必要ですか?と言ってくれた。私は即答で、お願いしますと。だって、どう考えても部屋は寒かった。

 

ファンヒーターはすぐに届き、私は温泉での入浴をささっと終わらせ、寝ることにした。部屋の電気を消した時には23時を回っていた。翌朝予定通り5時半に起床した私は、朝食を食べ終わってすぐに出発できるように荷造りを終え、6時15分くらいに朝食会場に着いた。もうお腹は空きまくっていた。

 

で、驚いた。なんと、会場入り口に椅子が並べられており、すでに10人くらいの人たちが待っているのだ。インバウンドの観光客風の外国人たちも日本人も・・・。遅くとも6時45分にはチェックアウトして出発したいと考えていたのに・・・涙

 

接客係の男性に聞くと、30分くらいで席は空くかもしれないと・・・。

 

私が甘かった。観光地である函館市のホテル。でもこんなに早朝の6時から朝食が混み合うならば説明してくれれば良かったのにと、と心はムムムとなった。そして仕方なくとても嫌な気分でチェックアウトをした。フロント係の人にこんなに混むならばチェックインの時に説明してくれれば良かったのにと私は愚痴った。なるほど、チェックインの時のフロント係の方は「王」さんというネームプレートで日本語も拙かった事を思い出した。フロント係の人はまったく悪びれる事も謝る事もせず、この朝食券は、2500円分のお土産と交換できますよと教えてくれた。どこで?そこの売店でですか?何時からやっているのですか?と私は尋ねると、8時からオープンです・・・と。

 

私はとっても嫌な気分でチェックアウトをし、依頼先の北海道西部、瀬棚町へとレンタカーで向かった。

昨日の夕方から何も食べていないし、水分もほとんど取っていない。水不足になると人間はイライラしやすいと聞いた事もある。

私は重たいスーツケースを車に積みながら何度もお腹空いたーと、独り言を言った。

 

冬場、積雪がありアイスバーンの時期に瀬棚町まで向かった時は確か片道4時間以上かかった。今は北海道も初夏でカーナビだと2時間ちょっととなっているが、この国道の通行には毎回苦労させられてきた。40キロ制限の道を20キロ台で走り続ける車が前を走ったり、そもそもが1車線並に狭い区間も多い。なにより一度道に間違うと、戻るしか無いほど脇道や抜け道が無い、道を間違わないようにしないとな〜、今回は工事が少ないと良いな〜などと考えながら、高速道路に入ると、私のどうしようも無い感情と空腹感を一掃するほどの絶景が目の前に広がり始めたのです。

この写真は瀬棚町の立象山展望台から撮影したものです。雲に地平線に平行に切り取られた山々の情景は運転中なので、撮影できていません(涙

 

北半球では北に行けば行くほど空が低く感じるものですが、北海道でも空に浮かぶ雲は低い。目に遮るものが無い地平線、そしてその地平線と並行に浮かぶ雲が高さの違うはずの山々を平行に区切っている。言葉にするのは難しい。でも、普段見慣れないその情景に心は一気に動き、感動したのです。

 

 

 

 

人って不思議なものです。あれほど、心はムムムしていたのに、空腹でどうしようもなかったのに、運転中に目の前に広がる絶景が、それらの感情や空腹を一気に忘れさせてくれたのです。気分が良くなった私は、ラジオをつけました。すると宇多田ヒカルさんのあの曲が流れ始めました。目の前に広がる絶景、運転している自分。音楽とは不思議なもので、運転免許を取り立ての頃、どこまでも行けるのではないか、次はどこに行こうかとワクワクしていた時代の記憶が蘇って来たのです。音楽とは本当に不思議なもので、時を巻き戻してくれます。

 

(あっ、長くなってしまっています。本当に日記に・・・。これでも色々と文章を割愛しているのですが)

 

その日の移動行程も長く、私は先を急いでいました。午後イチには函館空港まで戻る予定でしたが、この後、仕事を無事に終わらせた後、私は「奇跡の食材と料理」に出会い、長時間空腹に耐えたのが結果的に良かったという話になりますが、それはまたいつか。

いや〜書きたいけれど・・・美味しかったのです!笑

なるべく早く記事にします(汗

 

シックスセンス管理人

 

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