あなたは、誰かを思い浮かべる時、
その人の「何」を思い浮かべますか?
笑顔。
声。
むすっとした顔。
耳障りな声。
あるいは、怒鳴られた時の罵声。
その人が持つ雰囲気や、空気感を思い浮かべる人もいるでしょう。
けれど、多くの場合。
好きな相手でも。
嫌いな相手でも。
最初に浮かぶのは、その人の「顔」ではないでしょうか。
好意を寄せている相手なら、なおさらです。
私がこれまで見てきた「見えない世界」では、人が発する念は、顔の周辺に集まりやすい傾向があります。
目。
耳。
鼻。
口。
そして、喉から食道、肺のあたりまで。
霊媒体質の方の場合、その「念」の影響を、多少なりとも受けることがあります。
大なり小なり。
本来なら見えるはずのない「念」に、身体が反応してしまうのです。
頭が働かなくなる人。
目が重くなる人。
耳鳴りや眩暈が起きる人。
呼吸が浅くなる人。
いつも首や肩が凝っている人。
こうして肉体に現れるものを、
「念症(ねんしょう)」
と呼んでいます。
もちろん、こうした身体症状には医学的な原因が隠れている場合があります。
体調に異変がある時には、まず医療機関で原因を確認することが大切です。
そのうえで。
医学的なこととは別の視点として、私が長年見てきた「霊媒体質」というものについて書いています。
霊媒体質というものは、ある意味では「アレルギー」に少し似ています。
アレルギーにも、いろいろあります。
牛乳。
小麦。
花粉。
金属。
動物。
化学物質。
原因となるものは、人によって違います。
そして同じものに反応したとしても、症状の現れ方まで同じとは限りません。
霊媒体質も、それに似ています。
つまり、
「念症」の現れ方も、人によって違う。
ということです。
ほとんど気にならない人もいれば、強く影響を受ける人もいる。
ひどい場合には、
「頭が重い」
「何も考えられない」
「思考回路が回らない」
そんな状態が続くこともあります。
そして、理由も分からないまま、憂鬱な気分が消えない。
けれど。
念の影響には、身体に現れる「念症」とは別に、もう一つあります。
それが、
「念障(ねんしょう)」
です。
念症も念障も、読み方は同じ「ねんしょう」です。
しかし、意味を分けています。
念症は、主に身体に現れるもの。
念障は、心や思考に影響するもの。
たとえば。
親や家族から、
「心配だ」
「大丈夫だろうか」
「何かあったらどうしよう」
そんな思いを、ずっと向けられていたとします。
それも一つの「念」です。
そして、その念には、
「心配だ」
という情報が含まれています。
霊媒体質の方が、その影響を強く受け続けると。
本当は、それほど心配する必要などないのに、なぜか不安になる。
いつの間にか、心配性のようになってしまうことがあります。
また、
「あなたのせいで……」
という思いを、家族や友人から強く向けられ続けた場合。
その影響を受けて、
「あなたのせいで」
「誰かのせいで」
「環境のせいで」
と考えやすくなってしまうこともあります。
本来のその人は、そんな性格ではなかったかもしれません。
本来なら、それほどイライラしない人なのに。
なぜか、イライラする。
本当なら、子どもに対してそんな酷い感情など抱かないはずなのに。
突然、自分でも驚くような感情が湧いてくる。
「どうして私は、こんなことを考えてしまったんだろう」
自分自身でも分からない。
そんなことだってあります。
特に。
肉体と心のバランスが崩れている時ほど、外から受ける「念」の影響が強くなることがあります。
疲れている時。
眠れていない時。
精神的に弱っている時。
自分自身を保つ力が落ちている時。
そんな時ほど、普段なら受け流せるものまで拾ってしまう。
私は、長い間そういう人たちを見てきました。
あなたの周りに、いませんか?
いつも、他人の悪口を言っている人。
いつも、誰かのせいにしている人。
いつも、「頭が働かない」「頭が重い」と言っている人。
いつも、何かを心配している人。
もちろん。
その人自身の性格なのかもしれません。
体調や環境、ストレスなど、現実的な理由があるのかもしれません。
けれど。
もし、その人が「見えない世界」の影響を受けやすい体質だったとしたら。
その感情も。
その思考も。
その身体の重さも。
すべてが、その人自身から生まれたものとは限らない。
もしかしたら、その方は。
あなたが思っている以上に、
見えない世界の影響を強く受ける体質なのかもしれません。
シックスセンス管理人

