最近、幸か不幸か、魔物の狸に操られている方のやっている見えない世界の仕業を目にする機会が多くあります。
もちろん、相手にも敵にもならない方です。決して自慢しているわけでは無くて、優愛に出会う前の自分と比較して、哀れみを覚えてしまうような方です。きっと精一杯やられているはずです。決して、依頼者や相手を害そうなど思ってはいないはずです。が、今の私から見るとなんともお粗末で酷い霊能力を使われている。
狸に操られているとは言っても、私たち人間界に同時に存在する動物の狸が死んでのり移っているわけではありません。あくまで、見えない世界の存在である魔物の一種で、信楽焼の狸に似ているので、狸と表現しているに過ぎません。
他人に説教をする立場の人間に取り憑く習性のあるこの魔物は、数千年以上、坊さんや講談師や宗教家や教師に憑いていました。だから人から信頼・信用される話ができるし、徳を持ち合わせた人間に憑いているならば尚更その魔性は人を惹きつけるでしょう。しかし、代償の精算ができないばかりか、念で人を傷つけてしまう事があるのだと今回初めて分かりました。
私が今回出会った、その方のやっている事を分析し把握し、その方が結果としてやっている呪術に近い事を、解除する流れの中でわかった事です。
自分の世界を作り上げ、念界に近いものを作り、それを相手の体内の中に入れ込んでいく。霊媒体質次第では、強い念症を、多くの場合受けるはずである顔付近では無くて、内臓に受けてしまうのです。つまり、念系統の呪術に近い念術により、内臓不全が起きてしまうのです。気力は衰え、食欲は落ち、睡眠も取れなくなってしまう。なんとも恐ろしいものですが、本人は手探り状態でやっているのだからなおさら恐ろしいです。
多くの人に見えない「見せない世界」だからこそ、狸に操られた能力者は能弁でその話に説得力があるのだから殊更厄介です。
さてどうしたものか。依頼者でも無い、相談者でも無い、ただニアミスしているだけの方で、当優愛に悪意を向けているわけでも無い。いやもしかしたら向けているのかもしれないけれど、それでも・・・。相手にもならない。しばらくは沸いたものを消し去っていく雑用が続くのだと思います。
願わくば、こちらに敵意を向ける事なく、何事もなく引いてくれればと思います。
シックスセンス管理人
狸憑の人で清潔な人ならば良いのですが、そうでなければ本当に臭く鼻が曲がってしまいます(涙