(記事テーマ 優愛に出会ってからのシックスセンス管理人
略して、AMM:After meeting Master of UI )
以前は霊感があるというのをはばかれる時代があった。
今はというと、スピリチュアルブームによって、霊感があるというとちょっとしたヒーローかのように扱われる場合もあるのかもしれない。
優愛に出会う前の私は特に中学、高校、大学時代は霊感が強いという事をひた隠しにしていました。そして、知人や友人の誰かが霊感があるというと、奇異な目で見ていたと思います。だって、その人は、霊感があるといっても視えてはいないと思ったからです。
今思うと、視えるという知人やクラスメイト達は知っている限り、若い時に癌で亡くなったか、お世辞にも順調だという人生を歩んでいない。
優愛の創設者である私の師匠と出会ってすぐくらいの事だったと思う。
「この霊感というものがある事によってなんで悲惨な人生を歩む事になるのですか?」
と何回も尋ねて、一晩中、この話をおかずにお酒を飲ませて頂いた事があった。
自省するならば、私も弟弟子たちから質問を受けた時にはゆっくりと時間をかけて色んな話をしてあげるべきなのでしょう。
話を戻すと、「なんで霊感があると悲惨な人生なのですか?」という私の質問に対して返ってきた答えは意外なものでした。
霊感=霊媒体質=霊能力なんだよ。
そして、ある程度力を持っているものは、組織の長になっているか、ルンペン(浮浪者の意味)になっているか、早死にしているか、ベッドの上で一生寝ているか。どれかだろうな。
普通の人間には見えない、わからないものを、視えたり、感じたりするという事は全て「代償」が発生するんだよ。
「代償とはなんですか?」
そうだな・・・このお酒を飲み干すと、空になる。空になると、新しいお酒を注ぎ足さなくてはいけない。でも、うちにはもう無いから買ってこなくてはいけない。誰が買いに行く?お前か?
あ、いえ、私はお酒を飲んでしまっているので・・・。
じゃあ、と言って師匠は他のお酒を飲んでいない弟子を呼び出し、お酒を買いに行かせました。
「ただいま戻りました」と兄弟子が戻ってくると、ご苦労さんと師匠は言い、お小遣いをその兄弟子に渡されました。
ほら、代償が発生しただろう?
・・・
俺たちが酒を飲み干す。そして無くなっただろう、でも、まだ飲みたいだろう?そうしたら誰かに頼むしか無い。
でも誰かを動かすという事はそこに利がなくてはならない。だから俺の財布からお金を渡す。お前がお金を出すか?
あ、いえ・・・そんなにお金ないです(汗
そうだろう? だから俺が代わりに代償を払ったんだよ。
見えない世界も同じだよ。
・・・分かったような、分からないような、です。と私。
普通の人間には視る事も感じる事も、ましてや触る事も動かす事もできない世界を見たり手を出したりすればどうなると思う?
何かが起こります・・・。
そう、何かが起こる。何かが起こった時に代償が発生するんだよ。
・・・
たとえば、お前がそこらへんにいる魔物一体をやっつけるとどうなると思う?その魔物にだって、人間とは感覚は違うけれども家族や仲間がいる。そしてお前がその魔物を飛ばしたり、消したりするとどうなると思う?
・・・代償が発生します。
そう、それが代償だよ。
なんとなく分かった気がします。
そしたら視るだけならば良いのではないでしょうか?
良い質問だな。
確かに視るだけならば良いと思うかもしれない。
けれど、視るだけでも通行料金みたいなものがかかるんだよ。
通行料金ですか?? (さっぱり意味が分からない)
普通の人間には見えない世界、つまり幽界や念界などを視る為にはいわゆる霊界を通る必要がある。霊界を通らなければ視えるはずもない。じゃあ、通行料金を払わないとな。
えと、円ですか?ドルですか?(私は大真面目にお尋ねした。)
ばかやろう!そんなわけあるか!?笑
(略)
この答えは秘密の部分ですので、省略します。
なるほど〜!分かりました。じゃあ、私がどんなに霊能力を使おうと、先生(=初代総見大先生)が代償を払ってくださるのですね!
なんとなく、分かった気がします!
まあ、まだ、1ミリも理解はしていないだろうがな・・・がっはっはっは(←イメージです)
先生、それで、なぜ霊感があるとか、多少なりとも視えるという方は悲惨な人生を歩みやすいのですか?なぜ、心が病んだり、病気になりやすいのですか?
と、私が先生に尋ねると・・・私の目を覗き込まれながらおっしゃいました。
だから、代償だよ。
子供の命を取られる事もある。家族の命や健康を悪くさせられる事だってある。もちろん本人の色んなものは取られていく事になるな。それが通行料だし、代償なんだよ。
なるほど・・・逃れる方法はあるのですか??
無いな。
俺みたいな見えない世界のシステムを解明して理解してコントロールできるものにしか出来ないんだよ。
・・・
なるほど・・・先生は人間なのですか???
(今から18年くらい前の話です。)
私は、怖いという思いはそれまでの人生で盛りだくさん経験しており、その時には怖いという感覚は無く、もっと知りたい。もっと理解したい。もっとどうにかなりたいと強く思い始めた時期のことです。
シックスセンス管理人