タイムリープが止まらない(前編) | 放浪カモメはどこまでも

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暇人の暇人による暇人のための暇ブログ!!

 

ちょっと前にシングルズ参加した後に

池上さんのおすすめで

そんな演劇をふらっと見てきました。

 

これがかなり面白くて、

テンション上がって・・・

 

謎解き公演の感想を

メインに書いてる私ですが、

謎解き以外に他にも

色々と好きなものがあり、

今回は久しぶりの更新だけど、

そんな話です!!

 

ででん!!

 

タイムリープについて!!!

 

謎解き関連では下北沢SCRAPで

行われているアイドルは100万回死ぬ

などが有名ですが、謎解き以外にも

色々と面白いものがあります。

 

それぞれの媒体の作品について

紹介していく前にタイムリープとは何かと、

説明していくと、

 

まずタイムリープについて、

明確な学術的な定義は存在していません。

 

SF(空想科学)のジャンルの一つで

そもそも存在していないものなんでね。。

 

なので解釈は人によって変わるので、

製作者がこれはタイムリープものだ!

って言えばそれはタイムリープものなんです。

 

だから説明なんて出来ません!!

 

(ちなみに時空間移動の方法、原理、理論

についても各作品によって異りますが、

超メンドくさい文章が長くなりすぎるので

ここいらの説明は省きます。)

 

そんなわけで。

あくまで私なりの説明になります。

でも割とあてはまると

思っているのでご参考に。

 

最初にSFの時空間ものの作品として

タイムトラベル、タイムスリップ、

タイムリープ、タイムループあたりの

言葉の使い分けについてから。

 

この語郡も「定義されていない」ので、

全ての作品はタイムトラベルものでもあり、

タイムリープものであるとも言えますが…

 

しかし、これまでの慣行により

作品の特徴において言葉の使い分けが

ある程度されているのも事実です。

 

その使い分けについて私なりの解釈ですが、

 

まずタイムトラベルとタイムスリップ。

 

これは何らかの装置や現象により、

現在の身体ごと過去や未来に行くイメージです。

 

映画でいうとバックトゥザフューチャーや

タイムマシンが有名ですね。

 

タイムトラベルとスリップの使い分けは

行きたい時間をコントロール出来るのがトラベル

出来ないのがスリップのイメージです。

 

SFCの名作クロノトリガーでいうと

シルバードを手に入れる前がタイムスリップ

手にいれてからがタイムトラベルです(←伝われー)

 

そしてタイムリープ、タイムループ。

これは何らかの装置や現象により、

現在の意識や記憶のみが過去に行くイメージです。

 

映画でいうとバタフライエフェクトや

オールユーニードイズキルとかが有名ですね。

 

タイムリープ、タイムループの違いは

ループはある程度の同じ期間の繰り返し

リープは戻る時間の制限が特に無い感じですね。

 

タイムリープから更に条件を限定したのが

タイムループというイメージですね。

なのでタイムループはタイムリープの

ジャンルの一つと思っています。

 

(ちょっと前まではドラえもんのタイムマシンの様な

機械を使ったものがタイムトラベル

それを使わない個人の能力や現象で時間跳躍を

するのがタイムリープとの言葉の

使い分けをしてるっぽい感じでしたが

シュタインズ・ゲートという超名作が

機械を使ってタイムリープを行ってるので

解釈がまた変わってきてる気がします。)

 

つまり凄く雑にいってしまえば、

タイムトラベル、タイムスリップと

タイムリープ、タイムループの違いは

 

身体ごと時間移動するので

同一時間帯に自分が二人以上存在するのが

タイムトラベル、タイムスリップ

意識のみが移動するので

同一時間帯に自分が一人しか存在しないのが

タイムリープ、タイムループですね。

 

(もちろん例外もありますが

まぁ大体あってると思う)

 

同じ人物が二人以上存在するので

タイムパラドックスなどのトラブルが

より起こりやすいのが

タイムトラベル、タイムスリップと思います。

 

タイムパラドックスもSF用語の一つで

極端にいってしまえば、

過去の自分を自分で殺したとすると、

それにより現在の自分も消滅すると、

その過去の自分を殺した人物は居なくなり、

殺した事実も消えるのではないか、

ということはその事実事態が消えるので、

現在の自分は消えないのでは無いか、

すると自分は消えないから自分を消すこと…

あれ何か変じゃね?矛盾してね?

というグルグルした考え方。

 

この矛盾に対しては色々な回答があり、

まずパラレルワールドという考え方。

(他にも平行世界やら世界線やら

そんな同義語もあります。)

 

それは、いくつもの枝分かれして

互いに干渉することがない世界が

存在していてAが存在する世界と

存在しない世界が別の時空間にあり

過去に戻りその選択をすることにより、

そちらの世界にシフトしたという考え方。

 

いくつもの世界があるし、

そっちになるだけだから矛盾しないよ!!

という何でもありな考え方。

 

もう一つの回答として、

そもそも矛盾するから出来ない!!

という考え方です。

 

時の膨大な流れに一個人が干渉する事は

不可能で同じ結果に収束するということです。

 

作品によって色んな解釈があるのです( ⊙‿⊙)

 

話を戻して、そのタイムパラドックスが

起こりやすいタイムトラベル、タイムスリップ。

 

外部要因もトラブルの要素になるので

お約束みたいにトラブルが発生して、

それを解決する為にわちゃわちゃするので

比較的にアクションやエンタメが

メインになってると思います。

 

派手な演出で矛盾なんて吹き飛ばすわけです!

(↑我ながらひどい偏見)

 

対して自分の意識や記憶のみが飛ぶ

タイムリープ、ループは自分しか要因が無いため

その行為に対してトラブルが起きにくいので

脚本や物語性がメインと思っています。

 

その物語や脚本といっても様々で、

悲劇を改変するものや、

その原因や理由をつきとめるもの、

そのループ自体から抜け出すもの

など色々あります。

 

また、推理小説でいう

フーダニット(誰がやったのか?)

ワイダニット(なぜやったのか?)

ハウダニット(どのようにやったのか?)

のいずれかを解決する目的の作品も

多いと思います。

 

つまり……

謎解きです!!(←強引)

 

謎解きが好きな人は

タイムリープが好きなはず……だ!

きっ、きっと!!!

 

そうタイムスリップ、リープものは、、

物語を楽しんだり、謎解きを楽しんだり、

SF理論を楽しんだり、アクションを楽しんだり、

色々な見所のあるジャンルなのです!

 

そんなわけでこっから先は

怒涛の紹介ラッシュです。

見てないものがあればぜひ見て欲しい。

 

とっつき易いものから紹介するので

興味を持ったひとはぜひご鑑賞をー。

 

まず始めて見る人にオススメは映画です。

2時間前後でサクッと見れるのでね。

 

とりあえず超有名な「君の名は。」

 

 

この作品を気に入った人は

大抵のタイムリープものが好きになると

思います。

 

非現実的で非科学的な霊的なもので

時を超えているのでそこに抵抗が

無ければ、たぶん他のもいけます。

 

もし抵抗を感じたならば後述する

ゲーム版のシュタインズ・ゲートや

極限脱出シリーズなどが

ガチガチなSF理論満載なのでそちらを…

 

これも有名な「ALL YOU NEED IS KILL」

 

 

同じ時間帯に戻されることから

タイムループの作品だと思います。

 

漫画も2巻しか刊行されてませんが

しっかりまとめられていて

映画とも結末や展開が違い、

かなり面白いのでおすすめです。

 

 

タイムリープの金字塔といえば

「バタフライエフェクト」です。

 

 

バタフライエフェクトといえば

カオス理論の一つの概念で

一つの些細な出来事の選択が

長期的に見ると大きな差異に影響することです。

 

ブラジルの蝶の羽ばたきが

テキサスのハリケーンを起こすといった

考え方が語源だったような。。

 

過去に戻って起こした些細な変化が

今の自分に大きな変化をもたらす事を

シリアスに描いた映画です。

 

でも最後の結末は個人的にいまいち。

某人間最強がいうようなセリフを

口にしたくなるのです…(←これは伝わらん…)

 

次に邦画の「サマータイムマシンブルース」

 

 

どちらかと言うとタイムスリップものなんですが、

タイムパラドックスを解消しようと

わいわいするのが面白い映画です。

 

伏線の回収の仕方がとても面白い。

脚本がしっかりしたいい映画ですねー。

 

つづいては「ミッション8ミニッツ」

 

 

大事故までの8分間を繰り返し、

それを防ごうとする物語。

 

こういう設定が個人的に好みです。

特に短い時間だとループの回数が

増えて、それがまた面白い。

 

全体を通じてサスペンス仕立てですが、

最後はえぇぇぇとなります。

 

最後に個人的超オススメの「デジャヴ」

 

 

これは中々定義するのが難しい

タイムリープものでありながら、

タイムトラベルものである映画です。

 

破綻要素も多いみたいですが、

それを圧倒する脚本の良さと演技の良さで

かなり好きな映画です。

 

映画の最後の結末がなんともお洒落で素敵で

もう一度見たくなる映画です。

 

他にも沢山ありますが、

とっつきやすいのはここらへんと思います。

 

この次は興味を持った人にすすめたい

作品を紹介したいと書いていたら、、、

 

何かブラウザが閉じて、書いてた内容が

3000字くらいぶっ飛んだので、

気分がものごっつ悪うなりました(ノ∀`)

 

ああ、タイムリープしたい。。

 

とりあえず、ここで閉めて後編へつづく…