夜の巨大監獄からの脱出(SCRAP・大会場型) | 放浪カモメはどこまでも

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SCRAPによる全国遊園地ツアー

夜の巨大監獄からの脱出

に参加したのでその感想をー。

 

とりあえず内容を公式より借りて…

 

あなたが投獄されてしまったのは、
ある遊園地の跡地に建てられた巨大監獄。

通称アルカトラズパーク。


ここには数千人の囚人どもが

ひしめいている。
しかしある日、監獄内に

正体不明のアナウンスが大音量で響き渡る。


「お前らよく聞け! これから60分間、

正面ゲートを解放するぜ。
脱獄したいヤツらは暗号を解いて、

この地点に集合しろ!」


放送とともに、監獄内の壁には

不可解な暗号が現れ、
奇妙なダンスミュージックが流れ始めた。


「一体どこのどいつだ!? 音楽を止めろ!!」


緊急事態に慌てふためく看守たち。


「誰の仕業かなんか関係ねぇ、

絶対に脱獄するぞ!!」


突然のチャンスに湧き上がる囚人たち。
どうやら生き残るには、
この突然始まった脱獄パーティーに

乗じるしかないようだ。


あなたは、全ての謎や暗号を解き明かし、
この巨大監獄から脱出することは

できるだろうか?

 

そんな感じの内容です。

 

まずこの公演について書く前に

ある事件について話さなければならない…

 

当時の私が書けば、それはもう

ミーアキャットが裸足で逃げ出すほどの

罵詈雑言が飛び出てたことでしょう。

 

しかし全てを終えた今、

思い出として話せると思う。

 

さかのぼること9月29日。

 

天候はくもり。服装はボーダー。

気分はわくわく。

 

みんなで囚人っぽいボーダー服で

合わせていくのはなんか良い感じ。

 

早めに行ってひらパーのマクドで積み謎。

気分も脳も良い感じに温まって

会場に入りました。

 

しかしその熱を冷ます忍び寄る影。

(というか雨雲)

 

公演を前に雨足は強まるばかり。

「これ本当にやるの…?」

不安は募るものの時間は過ぎて行き

遂に開始時間の7時に…

 

雨ザザぶりなんすけど。。

 

それでも、演者が大雨にも負けない

演技をしてくれて会場の熱が上がります。

 

オープニングの一番盛り上がる

あのシーンで、この日一番の

バケツをひっくり返したような雨ww

 

止めないのね、止めないのね・・・

 

・・・・・・・・・・・。はい、わかりました。

 

こ、れ、は、、、やるっきゃない!!

 

 

この逆境に負けないで伝説作ったる!!

みたいな変なスイッチ入ってしまい、

逆にテンションが上がる現象。

 

そんな感じで勢いよく飛び出した10分後、

 

「コウエンヲチュウシシマス」

「モトノバショニオモドリクダサイ」

 

そんなアナウンス。

 

ざわつく、ひらパー。

とぼとぼ戻るボーダー服の参加者。

 

もう賽を投げると決め、投げたのなら、

目が出る最後まで行かないと。。。

 

ボーダーの服で合わせてきて

雨の降りしきる中スタートを待って

オープニングも濡れながら聞き、

最後まで出来ずに濡れたまま

寂しく家に帰る。

 

このやるせない気持ちは

一体どう言葉で表せばいいんだろう。

 

例えていうならば、B'zの野外ライブに昔の稲葉のコスプレをして上半身裸でジャケットを羽織り、下半身は短パンにて参加して、ライブの30分前にいくものの天候が悪くなり、雨降る中で待たされて、開始前のBGMでウルトラソウルのイントロの部分の謎のウルトラソウル~♪ウルトラソウル~♪のリフレインが何度も流され待たされるなか、ああこんな天候の中でもウルトラソウルと叫びたいなぁという欲求が高まりに高まり、それに比例して雨足は強くなり裸ジャケ短パンの体は冷えていき、ようやくライブの時間になり、派手な演出と共に、どれだけ頑張りゃいぃ~♪とウルトラソウルが始まり、ボルテージが上がっていくなかで、遂にサビの部分に差し掛かり、悲しみをしり1人で泣きましょう~そして輝くー♪、、、(さぁ来るぞ、飛ぶぞ、ウルトラソウルと叫ぶぞ!)、ウル…の部分で、大雨の為ライブ中止します、気をつけてお帰りださいー、とのアナウンスが流れ、びしょ濡れの裸ジャケ短パンでウルトラソウルと叫ぶことなく、とぼとぼと帰るようなやるせない気分でした。

 

(長くなってしまった。。)

 

(しかしそれくらいの不満はあった)

 

あの日どれだけの人が

どれだけの欲求不満を抱いたのか。。

 

しかし、それから月日は流れ

振替公演も決まり、リベンジの日が

やってきたというわけです。

 

この日はいつも以上にやる気がありました。

 

友達からは簡単やからいける~

と言われてしまっているし、

前回10分間やってしまっているから

アドバンテージもあるし、

そもそも前回のもやもやを

晴らすためには成功しかないんです。

 

リアル脱出ゲームで受けた悔しさは

リアル脱出ゲームでしか

晴らせないんです!!

 

というわけで、

2回目のオープニングを見てからの

ゲームスタート!!

 

そこからは急流すべりのような

勢いで次々とステージを突破していきます。


真面目で本気です。

真面目と書いてマジです!

本気と書いてガチです!!

 

周遊ルートも完璧、場所の確保も完璧。

 

そんな感じでさくさくと脱出成功…

で良いのか。。

 

時間20分以上は余ってるし、

もうひと捻りあるかもしれんと、

疑心暗鬼な感じ。

 

色々話し合うけど特に捻り出せず…

 

結果、大丈夫だったんだけど

もう少し展開があっても良かったかも。。

 

何というか、一番ひっかけの部分が

わかりやす過ぎると思います。

 

難しい公演だと、何かわからない

違和感を話し合い探しあって

ようやく見つけた達成感って

かなりあると思うんです。

 

今回はその工程が薄めかな。

だから簡単という人もいると思う。

 

演出、装飾はエンタメとして

かなり良かったと思うけど、

謎解きとしてだけで見ると

そこまで驚くような

ポイントはなかったと思います。

 

そんな辛辣な意見は投げてしまったものの

参加した回の成功率は20%を切っていたし

初めての人も多かったので、

客層には合っている公演だと思いました。

 

そんな感じで脱出成功!!

 

個人的満足度は普通。。

① オリジナル性     ★★★☆☆

② バランス        ★★★☆☆

③ 進行          ★★★★☆

④ 大謎          ★★☆☆☆

⑤ エンタメ要素      ★★★★★

 

楽しい感じのする公演なので

興味のある方は是非~