SCRAPとコナンとのコラボな公演
「オリエント急行からの脱出」について
書きます。
内容を公式よりぺたっと↓
都心と高級リゾート地を結ぶ
豪華列車「オリエント急行」。
あなたは、休暇を楽しむために
それに乗り込んだが、突然列車が
何者かによってジャックされた!
列車には爆弾が仕掛けられており、
終着駅に到着するまでに
解除しないと爆発する。
到着まであと一時間。
しかし、列車に仕掛けられた
謎を解き明かさないと、
爆弾を解除することは出来ない!
さああなたは、偶然乗り合わせた
名探偵コナンとともに、
この謎を解き明かすことができるだろうか??
そんな感じの内容ざんす。
今から3年前に行われていた公演の
リバイバルみたいです。
だから平日限定という
なかなかにシビアな感じです。
あのコナンが乗っている
時速80kmくらいでるスケボーが
欲しいなー、とか思いながら
いそいそと@心斎橋アメリカ村。
昔の公演なんですが
なんだか前情報として
「むずい」とか「意味わからん」
みたいな話を聞いていまして
ふつふつと不安感が募ります。
何が難しいんだろうかと
なかなかの不安と少しのわくわくを
抱いてゲームスタート、出発進行!
最初のステージは小謎に関しては
そこまでオリジナルな要素は無く
よくある感じのやつでしたが、
ちょっと解答用紙の方が凝っている
感じがしましたので、
ちょっとテンションが上がりました。
ちょっと詰まりそうになりつつも
難なく何となくステージ通過。
その後も色々な問題がありましたが、
詰まることも少々、
あーこれが面倒なやつかなーと
思うような問題もあれば、
小謎が手ごわいなーと思ったりして、
時間がじりじりと無くなっていく。
結局大謎も検討の時間が無く
爆死してしまったわけですが、
公演の感想としては、
正直、あんま面白くなかったかな。
あくまでも2017年現在の話で
2014年時点だとまた違った感想に
なるんでしょうが。。
この3年の間にリアル脱出ゲームは
凄い勢いで進化を続けていると思います。
進化とはいっても
単純な謎の難易度としての差は
大きくは変わらないと思います。
大きく変わっている部分は
様々な作品とコラボの幅を増やす事により
それぞれの作品の世界観を上手いこと
公演に落とし込むレベルが
とても上がっていると思います。
1時間という短い時間ですが
そこはアメリカ村のビッグステップから
徒歩1分のびっくりドンキーがあるビルの
6階のワンフロアでなく、
モンスターが巣食う平原や
宇宙人がいる惑星オリオンや
脱出が絶対不可能な牢獄や
負け確定でピンチな裁判所とかの
世界になるんです。
その公演の世界に没入できる。
非日常感といったらいいんでしょうか。
その世界観に導く公演の構成のレベルが
数年でとても上がっていると思います。
そんで本公演はですね、
個人的感想になりますが、
びっくりドンキーがあるビルの6階の
ワンフロアのテーブルの上で
謎解きをしたよ。。。
そんな感じの感想。
オリエント急行の中には
乗り込めなかったんですね。。
オイラの感性が鈍ってるかもしれんが、
普通にテーブルで謎解きしてるだけの
ように感じました。
「名探偵コナン」ならではの要素も
あまり無かったと思います。
たぶん3年前に行ってたら違う印象に
なったとは思うのですが、
最近のヒミツキチ公演の作り込みを
基準として見てしまうと、
なんかつまんないなぁ・・・・
となっちゃうわけです。
かといって構成や謎にテコ入れするのも
難しいし、だから代わりに公演の値段を
下げているんだと思うんですが、、
微妙なもんは微妙です。
それでも大謎は結構良かったと思います。
小謎もなかなかの粒ぞろいでよかった。
だからこそ、もう少し演出や構成や
ストーリラインに力を入れたら
もっと楽しい公演になったんじゃ
ないかなー、なんて思いました。
そんな感じで
ディスが大半になってしまいましたが、
成功してたら印象も変わってかもね
感想なんてそんなもんだ
そんな感じで、
電車に乗れず、
コナンに会えず、
脱出、、
失敗、、、
満足度は、ぼちぼち。
① オリジナル性 ★★☆☆☆
② バランス ★★★★☆
③ 進行 ★★☆☆☆
④ 大謎 ★★★★☆
⑤ コラボ要素 ★★☆☆☆
コナン好きよりか謎を解くのが
好きな人に勧められる公演かと。
公演としては変なところは無いので
謎を解きたいひとはどうぞーー。
この公演の個人的イメージソング
B'z/survive
やっぱりコナンと言えばB'zと思うんだな。