読売新聞さんの記事 その2 | 内藤堅志オフィシャルブログ「労働科学研究者 内藤けんしの"ちょっといい話かも!"」Powered by Ameba

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労働科学研究所 協力研究員。
第1種衛生管理者。
労働衛生・安全、技能伝承、ストレスを研究しています。成功、活躍した人を分析して「運」も研究しています!

昨日の読売新聞さんスポーツ面に私のコメントを載せて頂きました。
研究熱心な白鵬関。



でも、研究熱心でも、それが“実”に結びつくとはかぎりません。

研究熱心、プラス何かがあるから“実”に結びつくのです。


では、それは何か?


それは、、

ある時、出版関係者と話していた時です。その方は、中国、モンゴル、韓国、台湾、フィリピンなどの国の出版事情に詳しい方です。


その方が……
「モンゴルはもともと遊牧民が多く、必要最小限の物しか持たないんです。ですから本は持たない文化であったと言われています。多くの歴史や物語、技術は“語り”で受け継がれて来た傾向にあります。」
と話してくれました。


なるほど!

そして“語り継がれる”背景には……、
・人の話を聞き入れる態度
・人の話を聞いて考える態度
・人に要約して話す技術
・人の動きを見て覚える(技術を盗む)努力
などの要素があること考えられます。


この事は、白鵬関だけではなく、多くのモンゴル人力士(モンゴルの国民)にも当てはまることだと思います。
そして、女子にも男子にも当てはまります。

これも、モンゴル勢の強さの秘訣だと思います。


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これも語り継がれたらいいなと思います。