いま、後の先を研究しています。「後の先」を様々な角度から分析しています。
最近、結構、分かってきました!
ちょっと一部だけお話しします。
先日、日本剣道界、歴代の「後の先」使いを知る、簑輪勝先生と近年相撲界で唯一後の先を追求している横綱白鵬関が対談した時のことです……。
(あっ補足ですが後の先とは、そもそも剣道の言葉です)
簑輪先生:後の先とは「死を覚悟した技」なんです。
コレは凄い言葉です。横綱も納得していました!
これご覧下さい。
白鵬関も納得した鏑木武盛範士の構え、後の先の使い手です……。
鏑木範士は決して自ら仕掛けることはなかったそうです。かといって相手にも打ち込まれなかったそうです。
横綱曰く「この構えから殺気、生気はみられない」と……
(実は、今年の初場所中にこの写真を横綱に見せて感想を聞いた時の言葉です。誰か(答え)は話していません)
簑輪先生が、もう一つ面白い話しをしてくれました。
映画「武士の一分」の制作中の話しです。
物語の中には、目が見えない三村新之丞(木村拓哉さん)が島田藤弥(板東三津五郎さん)と決闘をするシーンがあります。
山田洋次監督:簑輪さん、目の見えない人が本当に、見える人に勝てるんですか?
簑輪先生:……。
当時を振り返り、簑輪先生、本当に困ったそうです。
そこで、お二人が下した結論は……
「死を覚悟した人の方が強い」という結論らしいです。
上の鏑木範士の写真、「殺気がない」という横綱の言葉からも考えられます。
簑輪先生は、「でもその覚悟を受け入れる事は本当に大変なこと」と言っています。
とすると、後の先とは「動き方(後か先か)」も大切ですが、「覚悟」も大切だと言えます。
全てがそろって完成する究極の技、「後の先」。
もしかしたら、技ではないのかもしれません!
つづく……
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