先日、函館公園に行ったとき、園内の小さな動物園を覗いてみると、

なんとインド孔雀が大きな羽を広げていた。


今までそのシーンは一度しか見たことがなかったので驚いた。


羽を広げるのは春から初夏までらしい。

 

 

インド孔雀は、ヒンドゥー教では、孔雀はスカンダという神の乗り物。


仏教では、鳩魔羅天という天部の乗り物だったりするらしい。

 

確かに神秘的で何かを越えた存在に見えてくる。

 

あの羽が目のように見えてくるのはなぜか。


孔雀はたくさんの目に見つめられるとうれしいのではないかという説もあるが果たしてどうなのか。


まだ証明されてはいないようだ。


オスが一生懸命、羽を広げて羽を震わせているのが、なんと表現していいのかわからなくなってしまう。


メスへの求愛行動だという。

 

 

 

 

写真は前はメスで後ろがオスだ。

 

 

メスはその羽を見ないようにしているとしか思えない。


それにしても強烈な色彩だ。

 

美しい青緑色の目玉模様について、ダーウィンは「どんな装飾品もこの美しさには及ばない」と言ったほどだ。


ある研究では系統図を再現すると、目玉模様が幾度も進化と退化を繰り返していたことがわかったという。


研究者は、それがメスの好みに起因すると推測している。


また、ある研究では目の形とそれ以外の形を比べ、メス鳥が目の形をした模様を持つオスを好むことが証明されている。


まだまだわからないことが多いようだ。


美の神秘は深い。


だからこそ魅力的でもあるのだろう。

 

 

 

以前、函館YWCA会館をリノベーション(作り変え)していることを、函館移住計画のスタッフである建築家の方から教えていただいた。

 


老朽化による修理費の募金を募っていたので、わずかだが支援させていただいた。


今回は、完成お披露目会にご招待をいただき参加した。

 

いきさつはわからなかったけれど、建物の写真を見ると和洋折衷の興味深い建築物。


実は、この建物を初めてみた。

道路沿いにあるが木に隠れていたらしい。


写真ををよく見ると驚いた。

 

玄関の屋根が「てりむくり」で作られているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

「てりむくり」は、「照り起くり」で、照りは反りのことを、起くりはゆるやかな起き上がりのこと。


「てりむくり」の典型は今も風呂屋や和風旅館の正面の唐波風(からはふ)のカーブの線でよく見かける。


なんとも不思議で面白いデザインのような気がする。


和洋折衷だからなおさら面白い。


このデザインの歴史を調べてみたいと思う。

 

 

函館YWCA会館は1928年に建設。

木造一部2階建てで、専用住宅として建てられた。


幼稚園がないのは問題があるとして函館市民が寄贈したらしい。


今は、登録有形文化財に指定されている。

 

壁の色は、隣の遺愛女子高校と同じ色だ。

ソフトな色が、わたしも好きだ。


YWCAは英会話教室や平和活動などを続ける女性ボランティア団体で今年は68年目。

 

工事は一部DIYで関係者も参加されたので完成の喜びもひとしおだったようだ。

 

写真が撮れたのは、残念ながら外見のみ。


内部は幼稚園のような空間。しかし用途を替えて色々作り変えているようだ。


できるだけ昔の材料を残す作業も神経を使っただろう。


使い込まれた木が温かいこころがこもった空間だった。

 

 

これからも貴重な歴史的財産を大切にしていく活動を支援していきたいと思う。

 

豊かな未来は、過去の歴史を大切にしてきたものから生まれると信じているから。