大きな衝撃が走ったのは、いつだっ
たか。
クルーズ船での新型コロナウィルスの
対策をテレビで見ながら、船のなかで
何が行われているのかよくわからず、
ウィルスの実態も見えず、ようやく山
が過ぎようとしていたころだったろう
か。
突然、函館に2人の感染者が出たと
いう速報に言葉で言い表せない不安
を覚えた。
いったいどうしたらいいのだ。
気が付いたら薬局ではマスクすら無く
なっていた。
わたしたちのウィルス防衛に役立つ
ものは少ないというのに。
19日には、函館の隣町の七飯町から
1名、道南地域で4名が感染者となった。
その後2の名の方が亡くなられ、全国
でも注目された。
そのときは、全国的には本州では
まだ感染者は少なかったと思う。
今は北海道全体で90人だ。
わたしは公私ともに翻弄されてい
た。
医療機関へ色々な事情で行かな
ければならない。
N95という特殊なマスクはきつくて
15分ほどしかつけていられない。
医療用手袋も使った。
緊張感は半端じゃない。
目に見えないものに注意するとい
うことは大変なことだ。
どれほど注意しても、感染したのか
わからないから。
ふと、スティーブン・キングの映画
「ミスト」を思い出していた。
映画ではミスト(霧)のなかに未知の
物体がいるという設定だ。
ウィルスは押し寄せてくる霧のようだ。
しかし実際には、その霧すら見えない。
その恐怖は日常の世界に浸透していく。
この間、政府の動きは極めて鈍かった。
北海道だけで終わると思っていたのだ
ろうかとすら思った。
その原因が習近平やオリンピックのこ
とを考慮したせいかもしれないが、
初動の遅さがたたり、すべてが後手に
なり、やることが逆効果になる始末だ。
長期政権の末期症状だが、わたしたち
は生き延びていかなければならない。
鈴木北海道知事は、<緊急事態宣言>
を発令した。
先週の土日はほとんど人が見られない
状況だった。
わたしたちは、特別な緊張感を感じてい
た。
わたしは、首相の子供たちへの休学指
示はポイントをはずしていると思って
いる。
国民を混乱に追い込んでいる。
そうではなくて、まずは検査をできる
ようにすること。
感染研という権威も知ったが、かれら
のために生きているわけじゃない。
マスクを国民に配布すること。
北海道のごく一部に配るのは、人気と
りに過ぎない。
医療従事者なのだ。
精神的にも、そして経済的にも大きな
問題が噴き出てくると思うけれど、
なんとか生き延びていこう。
ひとりひとりが注意し、政府にしっか
り伝える努力も続けていこう。
数日前、カーラジオから流れる全身の
力を抜いてくれるような曲に出逢った。
今は毎日聞いている。
こころの疲れも癒してくれる。
この曲に会わなかったら、記事も書け
なかったと思う。
人生って、そういうものかもしれない。
紹介しよう。
残念ながら障害があってYOUTUBE
が貼り付けられないので
名前と曲名で勘弁してください。
Daniel Caesar & H.E.R. - Best Part, a Visual
<朝のこない夜はない>という吉川英
治のことばを胸に抱きしめながら。
愛をこめて。
