先日、地方へ車を飛ばしていた。

大沼を通ったときに、ある光景が目に浮かんで寄り道をした。

少し雪が降っていた。


ここは、大沼公園の「白鳥台セバット」という場所。


大沼公園は秋に記事で書いた。

ここにくると白鳥に逢える。


数日前にシベリアから飛来したばかりだった。

4000kmを飛んできたんだ。


餌をあげているひとがいた。

随分お腹も空いている様な気がした。

白鳥さん、大変な旅だったね。


大沼は広くて冬は凍り付いてしまうけれど、発電所の取水口があって、ここだけは

凍らないらしい。

だから越冬する冬の渡り鳥の格好の場所のようだ。

オオハクチョウやマガモ、カルガモが集まっていた。




$絶対への接吻あるいは妖精の距離




短い時間しかいられなかったけれど、とても美しいものを見た。


一羽の白鳥が突然、翼を広げていた。


一瞬のことだったけれど、優雅で眩暈がするような神秘性を見せてくれた。





$絶対への接吻あるいは妖精の距離





あの白。純白に近い。

それは清楚で純粋な乙女のよう。


チャイコフスキーの白鳥の湖のメロディが蘇る。

そもそも、バレリーナの衣装の原型は白鳥ではないのだろうか。


首のラインの柔らかさ。

美しい女性そのものなのだ。




$絶対への接吻あるいは妖精の距離





白鳥は、鳥の中でおそらく特別な感覚で愛されていると思う。


冬の訪れを伝える妖精でもあり、

わたしたちに美しいということがどれほど素晴らしいことかを教えようとする

美の女神からの使者かもしれない。


夜空には、白鳥座まである。


そういえば、わたしも「白鳥は星空へ飛立った」という記事も書いていた。


プロフィールの写真は、サモトラケのニケ。

飛翔するイメージが大好きでもある。


そして美しいこころも。

憧れのように。


『美しさは身体的なものではなく、あなたの心の中で培われ、目に映るもの』

                        (ソフィア・ローレン)