ひとには、色んな生き方があるのだと思うようになってきた。
様々なひとの生き様を見てきたということかもしれない。
ひとはいろんな道を歩くのだと。
GLAYというバンドを知らないひとはいないと思う。
彼らは4人とも函館出身。
今月の27・28日の2日間、函館の緑の島の野外特設ステージでライブを行うことになった。
1ステージで2万5千人。だから2回で5万人がライブを見る。
当然チケットはあっという間にソールドアウト。
市内のホテルは2万人程度しか収容能力がないので、札幌から青森までホテルが予約されているようだ。
全国からファンが集まってくる。
メンバーのJIROが、故郷「函館を応援しようよ」と話したところから始まったらしい。
バンドもデビューして20年近い。
先日TERUとTAKUROが函館に来て、今回のライブについて話をしているテレビ番組を見た。
函館への深い愛情を感じた。
ここは今景気が最悪といってもいい。
観光客が減少していたり、固有の産業が成長しない。
4人とも函館に恩返しをしたくて今回のライブをやるんだという熱い思いを語っていた。
聞いていて感動していた。
函館ライブの応援ソングまで出来ている。
そのためのサイトまである。
「出逢いはとても不思議なときの贈り物ね。」
「永遠のすぐそばで」という詩が胸に響く。
見る前にハンカチを用意してくださいね。
4人が少しずつ出演している。
こんな物語は、涙を抑えられない。
GLAY Eternally
コンビニには、2m程度の大きなポスターが張ってあったり、市内あちこちで彼らの曲が流れていたり、
街灯に旗がつけられている。
ネットでもアメブロの広告も含めてWOWWOWでの28日のライブ中継を行う広告が
あちらこちらで見られる。
GLAYの膨大で周到な準備と故郷への想いが伝わってくる。
TERUとTAKUROは自分たちは函館から生まれたバンドだし、歌の中には、
函館をイメージしたり、思い出しながら作った作品も多いという。
PVも複数ある。
東京にいても、函館を愛していることに変わりはないと。
こころに響く言葉がわたしにも熱く届いた。
きっと大きな感動を与えてくれるライブになると思う。
GLAYよ。ほんとうにありがとう。
うれしくてたまらない。
佐藤泰志さんは、芥川賞や三島由紀夫賞に何度も候補として上がったけれど
受賞は出来ず41歳で亡くなった函館の小説家。
映画『海炭市叙景』(2010年)が上映され、好評だったこともあったことが大きいのだろう。
傑作という声が高い小説が、映画『そこのみにて光輝く』として作品化されることになった。
先月26日から函館でクランクイン。
公開は来年春予定。
主演はなんと綾野剛。
今超売れっ子の俳優だ。以前はモデル・バンドもやっていたらしい。
「カーネーション」や「八重の桜」の松平容保 役など。
ユニクロのCMでもブレーク。
スガシカオと対談したテレビ番組がとてもインパクトがあった。
彼が子供のころ北海道に住んでいたと告白した話とかね。
「情熱大陸」綾野剛 7月7日放映より
情熱大陸 綾野剛 http://goo.gl/k7uQ4
見えない方は「なう」にURLを貼り付けているので、そちらなら見えると思います。
釘のシーンを見て欲しい。
彼のほんとうのこころが見えるだろう。
秘密の場所のシーンを見逃してはいけない。
彼の涙を。
ラストに映画『そこのみにて光輝く』の紹介シーンがある。
函館市民発の作品となるので制作費は厳しいが、彼は脚本で決めたのだろう。
愛を見失った男と愛を諦めた女の出会いと生きざまを描いたヒューマン・ラブストーリー
ということらしい。
ここ数日市民ボランティアが集まってエクストラをやったり、ロケが続いている。
わたしは前回の作品では病気で倒れたのでなんの役にも立てなかった。
佐藤さんは、わたしの先輩だ。
生前は苦しんだことが多かったと思う。
自ら命を絶った。
しかし、多くの市民が立ち上がり、映画として結晶化された。
文庫化もされた。
佐藤さんは蘇ったといっていいのだと思う。
そして2本目の作品も多くの市民がまた結集している。
函館 八幡坂

佐藤さんがいつも見ていた光景だ。そしてわたしや小説家の辻仁成も。
そろそろわたしも、函館に恩返しをしたいと思うようになってきた。
エキストラは仕事の関係でできないけれど、出来る限りの応援を続けたいと思う。
何もしなければこの光景は滅びてしまう。
美しい光景が壊される場面をバブルの頃、沢山見てこころが引き裂かれることがあった。
今は景色になじんだものもあるけれど、破壊されたダイヤモンドは2度と戻らないことも知った。
わたしたち市民がなんらかの形で愛の表現をしていけば、この空間は生き続けられるはずだ。
守らなければならない。
これからも色々な意味でこの函館を応援していきたい。
それが愛かもしれない。