ある報道へのある発信力ある方のFBの投稿への私のコメント | しかたない、がんばろう!~急性リンパ性白血病をいきる~かんごしに生きる~

しかたない、がんばろう!~急性リンパ性白血病をいきる~かんごしに生きる~

2008年春、急性リンパ性白血病 (ALL) になった。
38才独身、看護師18年目…。
がん看護,緩和ケア病棟の経験もあった。
自分が患者になり、初めて分かったこと、実感したことがある。
日々のことと共に、又、今までを振り返りながら、記していきたい。

オバチャン看護師+がんロングサバイバー虹です。

程度こそ違いますが、

昔医療ミスを受け後遺症あり、医師のミスなすりつけられたことあり、自身にもミスありです。 


人それぞれ、立場や思想や

見ているもの,見えているものの違いがあるので、 

様々な考えがあることはありのまま受けとめます。


私は、人一人がなくなることの重さをまずは痛烈に感じ抜きたいです。 


子をなくした親,ご家族は、 

この先長い年月、例えば誕生日、なくなった日、○回忌といった節目には、

生きていたら○才、生きていたら〜だったかも、 

親として子を守りきれなかった底知れない悲しみや無力感と共に生きていかれることでしょう。 

この方の未来の長い年月の可能性は、結果的には奪われたものと言える事実からは、

けして目をそらしてはならないし、 

私は、その痛みの上で医療者を続けるなら続けるという思いです。


結局はあらゆる意味でなされるべきことがなされずに死亡に至ったことならば、

「心ある」少しでも携わった医療者星には、一生の傷になるでしょう。 

仮にストレートに流せる医療者によってでしか成り立たない様な現場には、私は居られない。


この医師にあらゆる意味で力不足があったことは、私は否めないと思っています。

どんな理由があっても、そこはこの医師も忘れてはならないことだと思います。


上級医に相談したのか、様々な理由で出来ない環境だったのか、上級医も状態を軽視していたのか、 

こういったことが報道される度やはり思うのは、

看護師は何してたのか、看護師が声を上げたところでどうにもならない環境やシステム、チーム力だったのか、

そもそも看護師なんて関わっていなかったのか。


昨今「心理的安全性」ということを多々目にし、

医療現場でもしっかり向き合い、保証されるべきことと痛感しています。 

普段バカバカしいと思う環境が、こういった最悪の事態となる一因となる可能性があることを、

考え過ぎと一蹴せずに危機管理すること、浮かびました。


他、環境,システムの問題は当然見直すべきと、

アタマのある方々なら多くの人々が思うことでしょう。


少ない情報,本当に真実が公表されているのか(?)と言う視点でのこの時点では、 

私にはこの○○さんリボン✨の思い (文章から私が感じる重さ) にはあまり共感出来ません。


これだけはやっておくこれだけは回避する

1つ1つ瞬間瞬間でそれが出来ることがプロ星だと、私は思い続けます。 

その限界は確かにありますが、せめて最低ラインは越えていかなければなりません。



この方リボン✨の主旨は、
この方リボン✨ならではの立場での
医師星や医療への優しさだったり、
ネットパソコンでの責め,攻めへの防御だったりした訳で、
一部感謝クローバーではありました。

限られた情報でまず思うことは、
ご本人はさぞかし苦しかっただろうということです。
死も意識したかもしれない、その苦しみを想像します。
無念と思う時間も無く、なくなられたかもしれません。

仮にたった1つの「まいっか」がこの結果だとしたら、そうではなくてもですが、
本当に丁寧に省みて改善し、忘れないでいることが最低ラインだと思います。

追記) 
Yahooニュースでのコメントの数々は、
表現が不適切かもですか、かなり勉強になりました。
こんな私でも、過去みてきた腹部症状のみかた〜アセスメント〜診断〜治療の
基本のキを思い出すことにもなりました。
例えば、コレはフツウのクルシサではないというカンカクを、
カンカクだけではなく確定に結びつける知識と技術は、看護師星も必須です。