骨折しましたよ
ワタシ?
いえ
母が
あの頑丈だった彼女が
転倒したはずみでの
大腿骨骨折🦴
歳をとっていくことの
ひとつの側面での真実のかたちを
ありありと自分の身体を呈して
教えてくれているみたいに
おもえます
幼いころ
広い田舎で駆け回り
木に登り川で泳ぎ
運動神経にはまあまあ自信のあった母
認知症になってからは
仕方のないことですが
あまり食べなくなりましたし
筋肉もすっかり落ちてしまいました
小さな段差もなんども
足を置き直しようやく跨ぎ
小刻みに少しずつ歩いていました
それでも自分でズボンの脱ぎ着は
できていて それはすなわち
片足バランスができる瞬間があるということで
それなりの脚力は保っていたのでしょう
骨粗鬆症の薬も飲んではいました
はじめの入院
きっかけは発熱
肺炎ではなかったけれど
もともと悪い腎臓の機能が落ちていて
点滴と抗生物質の投与
落ち着いたのですが
入院前に比べ
すっかり動いたり食べたりが
出来なくなっていたので
より自宅近くに転院し
少しリハビリしようとなって
そこで転んでの骨折でした
頸部骨折ですが
それでもズレが軽いようで
人工骨頭は使わない手術になるそうです
またボチボチくらいは
歩けるようになるかしら?
自宅のほうが床も
畳だったり
ラグがあるから
転んでも衝撃は少なそうだし
やはり
そこそこリハビリできたら
病院じゃない方が良いんだろうなあ
*****
さて
そんな母をみながら
やっぱり
歳をとるほどに
しっかり動くことはダイジ❗️
歳をとるほどに
ちゃんと食べることはダイジ❗️
何か好きなことが
あるのはダイジ‼️
そんなふうにひしひしと思います
ワタシも普段
生活や家事や仕事に
ぶうぶう文句垂れて
休みたい楽したいなど
言っていますが
少し無理しても動かざるを得なかったり
人と話さないといけなかったり
忘れないように意識したり
嫌な気持ちになってみたり
人の言葉に喜んだり
お金の心配に悩んだり
どう身体メンテナンスするのが良いか考えたり
誰かとうまくやる方法を画策したり
必死のパッチで生きてかないといけない
そういう環境は
一方で
いのちにとって
すごく意味のある
ことなんだと思うようになりました
![うさぎのぬいぐるみ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/667.png)
![歩く](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/651.png)
![オーナメント](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/655.png)