その背中が見せてくれるものが | ぴおのブログ

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50代シングル なんとか暮らしを立てています。目まぐるしく変わる時代の中で、ぽつりぽつりと思うことを書いています。

骨折しましたよ




ワタシ?

いえ 





母が凝視





あの頑丈だった彼女が

転倒したはずみでの

大腿骨骨折🦴





歳をとっていくことの

ひとつの側面での真実のかたちを

ありありと自分の身体を呈して

教えてくれているみたいに

おもえます




幼いころ




広い田舎で駆け回り

木に登り川で泳ぎ

運動神経にはまあまあ自信のあった母





認知症になってからは

仕方のないことですが

あまり食べなくなりましたし

筋肉もすっかり落ちてしまいました





小さな段差もなんども

足を置き直しようやく跨ぎ

小刻みに少しずつ歩いていました






それでも自分でズボンの脱ぎ着は

できていて それはすなわち

片足バランスができる瞬間があるということで






それなりの脚力は保っていたのでしょう

骨粗鬆症の薬も飲んではいました





はじめの入院

きっかけは発熱





肺炎ではなかったけれど

もともと悪い腎臓の機能が落ちていて





点滴と抗生物質の投与






落ち着いたのですが

入院前に比べ

すっかり動いたり食べたりが

出来なくなっていたので

より自宅近くに転院し

少しリハビリしようとなって

そこで転んでの骨折でした





頸部骨折ですが

それでもズレが軽いようで

人工骨頭は使わない手術になるそうですキョロキョロ





またボチボチくらいは

歩けるようになるかしら?




あしあと





自宅のほうが床も

畳だったり

ラグがあるから

転んでも衝撃は少なそうだし

やはり

そこそこリハビリできたら

病院じゃない方が良いんだろうなあ




*****



さて





そんな母をみながら

やっぱり




歳をとるほどに

しっかり動くことはダイジ❗️





歳をとるほどに

ちゃんと食べることはダイジ❗️




何か好きなことが

あるのはダイジ‼️




そんなふうにひしひしと思います




ワタシも普段

生活や家事や仕事に

ぶうぶう文句垂れて

休みたい楽したいなど

言っていますが






少し無理しても動かざるを得なかったり


人と話さないといけなかったり


忘れないように意識したり


嫌な気持ちになってみたり


人の言葉に喜んだり

お金の心配に悩んだり


どう身体メンテナンスするのが良いか考えたり


誰かとうまくやる方法を画策したり






必死のパッチで生きてかないといけない





そういう環境は

一方で

いのちにとって

すごく意味のある

ことなんだと思うようになりました





ワタシのいのちは
頭のてっぺんから爪先まで
それぞれフル回転で
持つ力を余さず発揮しているんだよなあ




生きてるんだなあ
自分




この歳になって恥ずかしながら
そんな母を目の前にするまでは
わかることがなかった感覚




ワタシはまだ
生きようとしている



それがなんとなく今はわかります



そして
もっともっと
いろんな感覚を感じて味わって
大事にしていいんだ
むしろそうしなきゃいけないんだ






思いますうさぎのぬいぐるみ




ワタシ今 50肩ですが
この長い痛みが楽になって
肩や腕がのびやかに動かせるようになったら




自分で何かひとつ
頑張ったお祝いをしようと
楽しみを作ることにしましたよ



それから
元気で自分の足で行けるうちに
やっぱりたくさん出かけたりして



楽しみたいな


人生を♡



大事にしたいな



身体もこころも魂も♡





*****


明日は母の手術です



母の価値観とワタシの想いは
いつもうまくリンクできなかったけれど



親というものはやはり
何か大きな事柄をその背中で
教えてくれる無二の存在なんだと
今は思います



*****

ということでみなさま
転倒には注意です



骨も大事にしていきましょうね歩く




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